約 756,914 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1182.html
「フフフ…遂にこの時が来たか」 「どうしたの隆斗?変な顔になってるよ」 にやける俺の手には一枚のチケット 『武装神姫バトルロンド関東大会』 全国大会程大きくなはいが初めての公式大会になる 出場を決めたのには腕試しだけでなくただ俺自身が楽しくなってきた事が理由にある あの特訓の後も俺と可凜はバトルを重ねた。 しばらくは五分五分だった勝率も、徐々に上がってきている。 何よりも俺はマスターとしての喜びも感じてきた。勝っても負けても、可凜の意見を聞き指示を出しちゃんと一緒に戦えている実感がするからだ。 それにそろそろ学校以外の神姫仲間も欲しい所だし。話すといっても掲示板とかばかりだしな。 「今から胸が踊るってもんだな」 「…うん」 「?どうした?」 見ると可凜は穏やかな笑顔で俺を見ている。 「何か嬉しいんだ。隆斗がポクと一緒に一喜一憂してくれたり、『神姫』を気に入ってくれたみたいだし」 「そうだな、生活においても戦うという事に関してもこんなに奥の深いもんだとは思わなかったし、楽しいものだとは知らなかったな。今じゃすっかり…なw」 「うん、…頑張ろうねっ隆斗。」 「応よっ勿論だっ」 二週間後 俺達は卓三達とも合流し、予定通り会場に着いた。 「……流石にでかすぎねぇか?ココ」 会場(ドーム状)の大きさは俺の想像を越えていた。 この馬鹿でかい所が全部大会の会場だというんだから感嘆だ。 早速大会受け付けを済ませる。 この大会の形式はA~Dブロックの4つにわかれ、それぞれでトーナメントを行い、トップ4組の準決勝と決勝を行う形式のようだ。 隆「控え室とかはないんだな」 卓「あるのは準決以上だったかな、出場者も多いし。トーナメントの端っこはゲーセンとかそこらでぶらついてろって事さ」 大「なら他の試合を観戦しとくのが1番だね、次の対戦相手がわかるかも知れないし、戦法もわかる」 つまりは自分も見られる立場になる訳だが、まぁ初参加など他は見向きもしないだろうな。 「OK、敵情視察といくか。俺達はBブロックだったな。行くか、可凜」 「うん。」 卓「俺らはAとD、暇になったらそっちも観に行くぜ」「応~」 俺達は散開しそれぞれのブロックを観に行く事にした。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1547.html
新しき風と、揺れ動く錬金術師達(その一) ──遂に吹いた新しき風。それこそ、災禍と幸福をもたらす因果の使者。 それは私と大切な“妹”達の運命を押し流して、歪めて往く激流である。 初めは、何という事のない事故の筈だった……私が、気付くまでは──。 第一節:契機 今日、私・槇野晶は渋谷に出てきている。年も明けて暫く経ち、材料類や 新たな資料を求めて、この街へと出てきたのだ。見る物や荷物は多いが、 私には心強い助っ人達が居る。そう……言うまでもなく“妹”達の事だ。 「よい、しょ……晶お姉ちゃん、買い物はこれで全部ですの~?とと」 「おお、大丈夫か葵や?そうだな、お前達……のHVIFの分も完了」 「……後は、また春の新作とかを見物して帰るのかな。マイスター?」 「有無、それで渋谷へ出てきた用事は全て完了する。手早く行こうか」 「はいっ!あ、マイスターマイスター!あれなんか……どうですか?」 葵……即ちロッテのHVIF使用バージョンと私で荷物を分担し、他の “妹”達は、私達二人の胸ポケットを占拠して辺りを窺っている。街は 新年を迎えたとあってか、去年と違う活気に満ちた空気を持っている。 それに触発されて、私の財布も少々緩み勝ち……には、ならなかった。 何故なら、私自身が必要とする以外は全て神姫達に必要な物。この街で ピンチになる程人間の衣料を買い込むという事は、それ故に有り得ぬ。 「ふむ……些か堅苦しいな。クララが勉強する際には、良さそうだが」 「それって“制服”って言ってるのと同じなんだよ、マイスター……」 「制服が着たいなら、神姫基準で作ってやっても良いが……学校はな」 「服装だけだとコスプレですの。ある意味わたし達にはいいですけど」 「それに“梓”の通学着だって、十分それっぽいデザインなんだよ?」 HVIF用に作って着せてもよいのだが、それも趣味以上にはならん。 結局“制服”にも似た街頭の展示物は撮影だけして、見送る事とした。 ……でも、制服姿のロッテ達も可愛いかもしれん。う、いやいやっ!? 「……ま、マイスター?どうしたんですか、真っ赤になって首振って」 「な゛!?な、なんでもない!なんでもないぞアルマや……その筈だ」 「最近のマイスターって、妄想が強くなってる気もするんだよ。うん」 「でもでも、全部わたし達での妄想ですし……悪い気はしませんの♪」 何も言えなかった。実際、あの“告白”を受けてからというものの…… 私の中を占める彼女らの存在は、日を追って大きくなっていたのだな。 妄想というか、彼女らの事を想う時間も徐々に増えている。今までも、 想ってはいたのだが……その頻度や深度も、比例しているのが現状だ。 「う、う~む……帰ろうか。家でお前達とゆっくりしたくなった気分だ」 「え?もういいんですの、晶お姉ちゃん?いつもだと、後三十分位……」 「構わぬ。十分な映像資料は取れた、後は駅に入るまでの道で調べよう」 「じゃあ帰ったら、のんびりお茶でも呑んでお客を待ちましょうかっ!」 「ボクは温かいココアがいいんだよ。ほっとするもん……じゃ、行こ?」 だが、相変わらずそれを深く考える事は出来ずにいた。考えた時に何時も 私の心を縛り付ける“荊”。新年になっても、私の意気地無しは同じだ。 この娘らを信じ切れていないのか、と想うと……それもまた切なくなる。 故にこそ、常日頃は何も考えず。夜に一人で思い続ける日々を過ごした。 「……新しい風が吹けば、本当に変われるのだろうにな。私とて……」 「大丈夫ですの、何時も待っていますの……マイスターが苦しむなら」 「言える時までずっと待ちます。無理強いなんて、出来ませんからね」 「……少し寂しいけど、ね。それがボクらの出来る事なんだよ……?」 そんな雰囲気は、この娘らもきっちりと掴んでいた。その上で、何時も 好意的に黙殺してくれているのだ。しかし、何時までもそうはいかん。 本当に、何か契機となる出来事は無い物か?渋谷駅に入って、山手線に 乗るまでの間、帰り道の取材などせずに……私はそれをずっと考えた。 「……ま、とりあえず一度お茶でも呑んで落ち着いて……それからか」 「今日はずっと側にいますの♪HVIFの当番も、今回は連続ですし」 「う、うむ……アルマとクララも、今は一緒にくつろごうではないか」 『はいッ!!』 しかし、何一つ糸口がない以上は名案が浮かぶ事もない。結局、すぐに 秋葉原へと到着してしまい、仕方なく私は混み始めた列車から降りる。 そして、電気街口からのんびりと歩いて……ふと、道路の対岸を見た。 「しかし、この街は何時でも変わらぬな……活気と熱気に溢れ──」 そんな何気ない日常の言葉は、最後まで続かなかった。声を掻き消すのは 盛大な轟音。目を焼くのは、対岸のビルから弾け飛ぶ異質な閃光。そう、 紛れもなくそれは……爆発だった。石礫が道に飛び散り、ビルに掛かった ゲームセンターの看板が、鈍く軋んだ音を立てて崩れ落ちたのだ……!! 「な……う、ううぉっ!?なんだ、これは!!爆発火災かッ……!?」 「だ、大丈夫ですのマイスター!……じゃない、晶お姉ちゃん……!」 咄嗟にロッテ、じゃない……葵が私の躯を支えてくれる。爆風で蹌踉めき 倒れそうになった所を抱きすくめてくれたのだ。助かった……が、これは 一体どういう事なのだ。アルマとクララも、異常事態に若干混乱を来す。 「ぅぅ……耳が、揺れます。な、何が起こったんですマイスター?!」 「あっちのビルで、爆発なんだよ……人、集まりだしたみたいだもん」 「こ、これは……一度“ALChemist”に戻る。状況把握はその後だ!」 『はいっ!!!』 ──────なんだろう、とても嫌な予感がするよ……。 第二節:烙印 今日の秋葉原はカレンダー上の休日等ではなく、何かの発売日でもない。 しかし飛び散った破片や落下物等で躯を斬る者、転倒してコブを作る者、 爆発のショックで運転操作を誤って、事故を起こす者などが何名か居た。 「く、これは……何でこんな事になったのだ!兎に角、警察と救急か」 「消防も要請した方がいいかもしれませんの!ボヤっぽいですし……」 荷物を万世橋無線会館に置いて、現場へと引き返した私達が見た物は、 まさしく地獄だった。パニックを起こした周辺は騒然となり、致命的な 怪我を負ってこそいない物の、多少の血を流して蹲る者は散見される。 この光景は、私の脳にある記憶を酷く揺さぶる……正直、気分が悪い。 「……神姫は、神姫達は大丈夫ですか!こんな爆風に巻かれたら!?」 「衝撃で破損する可能性も無くはない……く、どうなっているのだ!」 「一応塾の友達は……居ないかな。大丈夫かな、心配なんだよ……!」 各々の事情に従い各々が不安に陥る。万世橋署の人員が黄色の規制線を 張って、消防が駆けつけボヤを消し止める。更に、怪我人は周辺店舗の 協力もあってすぐに救急車で病院へ連れて行かれた……それでも、皆の 不安と恐怖は、すぐに消え去る物ではない。対岸の火事ではなく、すぐ 目の前で起きた惨事なのだ。これをやり過ごす事など、そうは出来ん! 「神姫が壊れた、って話はまだない様ですね。無事ならいいけど……」 「……一応塾の友達が一人、ちょっと怪我をして運ばれたらしいもん」 「行かなくていいのか、クララや……いや、神姫の姿では拙いな……」 「……別に大事には至ってないそうだから、後で電話だけするんだよ」 「噂だと、吹き飛んだのは看板だけでビルの中身は無事だそうですの」 辺りをかけずり回り電話や近所のコネを使いまくって、状況を調べる。 必要以上の干渉かもしれんが、これを放置してはいけない。何故だか、 そういう予感が私達の中にあったのだ。御陰で、不可解な点も見えた。 「あの壁の抉れ形……どうも、それほど巨大な爆弾では無い様だな……」 「え……爆弾、ですの?!なんで晶お姉ちゃん、わかるんですの……?」 「……これでも、神姫の武装を扱える人間だぞ。火器類には多少詳しい」 そのサイズに比例しつつも多少は強力な爆弾による、人為的な犯行か…… 更に“ビルに掛かる看板”等という際どい所に、爆弾を仕掛けられる様な 人間がそうは居るとも思えない。だがもし、これが事故でないとするなら それは……即ち、私の全存在を震撼させるだけの“過去の再来”だった。 「……いかん、思考が纏まらなくなってきた。一度静かな場所に動くぞ」 「マイスター、大丈夫ですか……?なんだか真っ青ですよ、顔とか……」 「分かっている、分かっているアルマや……クララとロッテも案ずるな」 「案ずるな、って言っても……流石に動揺しすぎな気もしますの~……」 “悪い予感”に翻弄された私は、貧血でも起こしそうな目眩を覚えつつ 人混みから路地へと入る。そこは、現場から直線距離で数十メートル。 道なりに行けば、すぐに来られる様な場所だった。そこで、私は壁へと もたれかかり……ふと、地面を見下ろす。それが、いけなかった……。 「む?……これは……これは、そんな馬鹿な……!?何故、これが!」 「え、え?……マイスター、いきなりどうしたのかな。地面に何か?」 「きゃっ!?いきなり動かないでください、ポケットから堕ちます!」 訝しがるクララの声も、私の動きに出るアルマの悲鳴さえ聞こえない。 私の全神経は、アスファルトに堕ちていた“それ”へと注がれていた。 それは……凄く小さな、電磁吸着面を備える“黒い紋章”だった……! 「……マイスター、この樹に蛇が絡みついたような紋章って……?」 「な、なんだかおどろおどろしくて……不気味な印象ですねぇ……」 「でもこれ、よく見て。電磁吸着面があるから……MMS用なんだよ」 全ての音が遠くなる、全ての景色がぼやけていく。私の図太い神経さえ、 この現実を突きつけられた今となっては、か細い糸でしかない……そして 私は遂に、己で立っている事さえ出来ず……葵に小さな躯を委ねたのだ。 「え!?ちょ、ちょっとお姉ちゃんッ!?どうしちゃいましたの!?」 「マイスター!しっかりして、マイスター!?ど、どうします……?」 「……とりあえず、葵お姉ちゃん。お店まで連れて行ってほしいもん」 「はいですの……マイスター、もしかして“あの事”と関係が……?」 ──────呪われた運命は、どこまでも私達を追い掛けるよ……。 次に進む/メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/458.html
戻る TOPへ 次へ 「シルヴィア、策敵能力ではかなわない。初撃はくれてやれ」 注意を促され、先ほどサブモニターに表示された敵神姫、マスターミラーの背面装備を思い出す。アーンヴァルの高い索敵性能をさらに強化する情報戦仕様の機動ユニット。ミサイルの最高射程は私のレールガンを超えるものと予測。 マスターの指示はつまり「まずは回避に専念しろ」。指示を実践するため敵と遭遇する前に速度を確保する。スラスターミリタリー。巡航出力。 バトルフィールドは大小の建築物が立ち並ぶ「ゴーストタウン」。地形を回避に利用すべく低空を飛行。 果たして、策敵距離外からの攻撃が飛来した。突然のレッドアラート。 「シルヴィ、6時の方向に飛行体。恐らく対空ミサイル。回避!」 回避行動。急旋回しつつ建築物の合間にダイブ。メインストリートの舗装路すれすれを飛ぶ。ミサイルの爆発音を確認。回避完了。廃ビルの狭間に身を潜ませながらミサイルの発射された方角へ加速する。レーダーに反応。地表効果を利用し急上昇。エンゲージ。 交戦開始。 ツガル戦術論 鏡の試練 前編3 空中射撃戦は始終こちらのペース。お互いに苦手な中距離戦だが、武装の特性上、シルヴィアの方が若干有利だ。散発的に飛んでくるミサイルを撃ち落しつつ回避しつつ、ライフルと高速貫通レールガンのコンビネーションで撃ち返す。中距離での高機動戦ではミサイルのロックオンは難しく機関銃の危険度が下がる。当初の作戦通りだ。しかしマスターミラーのエネルギーシールドはハイパワーレールガンすら易々とはじく。あのシールド、小型の割に出力がある。 「キサラギ社のエネルギーシールド、『ミラー』だな」 コア思想に基づく武装を数多く作り出す企業、キサラギ。最先端の技術と柔軟なコンセプトで高性能のパーツを続々と世に送り出しているが、言い換えればキワモノ揃いであるこれらのパーツ群を使いこなせる神姫は少ない。エネルギーシールド『ミラー』は《ミラー・オブ・オーデアル》マスターミラーの象徴とも言うべき武装なのだろう。まるで手足の延長のように扱っている。ゆえにお互い未だ直撃無し。中距離射撃戦では埒があかない。気になるのは敵神姫が積極的に距離のコントロールを行わない点だ。中距離があちらの苦手距離だと言うのは承知のはず。敵はシールドで防ぎ続けて弾切れを狙っている? いいや、強力な長距離武装を持つ神姫ならば、そんな回りくどい方法を取らずとも一方的に攻撃出来る筈だ。と、言う事は。 「敵は、おれ達を誘っている」 こちらが近距離に飛び込むのを待っているのだ。火器管制能力の向上が見込める情報戦装備と、弾幕を張れる軽量機関銃を併せ持つ神姫に接近するのは決死的だ。だがこの状況ではそれしか方法は無い。覚悟を決める。スラスターを開放。マグネティックランチャーを盾に吶喊。前回の決勝戦で見せた必殺技。速攻で決める。 こちらの頭部を的確に狙ってくる機関銃。だがかえって射線が捉えやすく盾で防ぎやすい。致命的ダメージを負わずにクロスレンジに突入。僥倖。 マグネティックランチャー、フルパワー。格闘の間合いで発射。が、シールド『ミラー』で防がれる。しかしこれはコンボのきっかけに過ぎない。パワフルな質量弾を防いだせいで『ミラー』の出力は一時的に下がり反発力が弱まっているはず。そこを狙う。全身のスラスターをさらにマキシマムへ。追撃開始。盾にしていたランチャーでシールドタックル。ランチャーと『ミラー』が接触。予測通り敵のシールドに反発力は無い。これなら、行ける。 シールドとフレキシブルアームを巧みに使い敵のシールドを左腕ごと跳ね上げさせる。その勢いを殺さずスラスター制御、宙返り開始。背面フォービドブレイド、一閃。これは機関銃の銃身を犠牲にして防がれる。そして本命攻撃、身をねじり両腕に構えたライフルをボディ目掛けて連射。セミオートで3連発、必殺の合計6発。だが相手も身を翻し、背面機動ユニットを盾にする。機動ユニットに致命的ダメージを与えるも、敵素体にダメージ無し。なんてセンスだ! 戦場は高高度上空。マスターミラーは飛行制御不能に陥った機動ユニットを最後まで利用し、地表に着陸を試みている。叩くなら今。 白煙を散らしつつ落下するミラー目掛けてパワーダイブ。スラスターを再度マキシマムへ。マグネティックランチャー充電。必殺の距離で叩き込んでやる。 しかし、シルヴィアの鋼の闘志はミラーの一言でくじけた。 「お前の動きはすべて見切った」 どこまでもクールな目線でこちらを見据えつつ、彼女はこう言ったのだ。 敵は戦意を喪失してない。まだ切り札がある!? 激しい動揺。突入機動を強引に捻じ曲げそのままオーバーシュート。マスターミラーよりも先に下界に到達する。ゴーストタウン中央に位置する打ち捨てられた公園を選んで着地。遅れて地表に到達するミラー。ボロボロの機動ユニットでは着陸時の速度制御はかなわず、公園端にそびえる廃ビルに激突し大爆発を起す。だが、油断はしないシルヴィア。 「キョウジ、敵の行動パターン収集完了。サイドボードの展開、武装換装を要請」 ミラーの声が聞こえた。あの機動ユニットはあくまで情報収集用で、メイン武装はサイドボードに仕込んでいたと言うのか。 ゆっくりと晴れていく爆煙。身構えるシルヴィア。 だが、姿を現したマスターミラーを確認したおれとシルヴィアは言葉を失った。 背後から伸びる4本の武装ユニット。全身に装着された軽量の機動装甲ユニット。両腕には軽量ライフル。そう、これらは見慣れた武装群。それは、シルヴィアと全く同じ武装。純正ツガルタイプのデフォルト武装であった。敵アーンヴァルがツガルの武装を纏っている、だと? 驚愕。敵が何を考えているのか全くわからない恐怖。おれが気圧されしている? 敵の戦略に対して思考が全く働かない。いったい敵は何を考えているんだ!? 「シルヴィア、敵の奇策だ! 見掛け倒しだ!」 弱気になってる自分を奮い立たせるように叫ぶ。そうだ。ツガルタイプの武装を一番使いこなせるのはシルヴィアのはずだ。アーンヴァルが一朝一夕で物に出来る武装では無い。これはおれ達の動揺を誘っての奇策に違いない。 シルヴィアも何とかショックから立ち直り、先手を取りマグネティックランチャーを放つ。だが間合いは遠距離。その一撃はマグネティックランチャーを盾に構えるミラーに弾かれた。反撃にライフルとランチャーを駆使した精密射撃に襲われる。回避が間に合わず何発か直撃。だが駆動系にダメージは無し。すぐさま高速回避機動にうつる。だが心は動揺したままだ。ツガルのデフォルト武装はバトルではほとんど使われない。それはツガルが得意とするレンジが遠距離と近距離、と極端であるところに起因する。だから今までの戦闘で対ツガル戦闘の経験は皆無なのだ。いや、そんな事は大した問題ではない。 問題はツガルデフォルト武装を使うプレイヤーが出現した、と言う事自体だ。しかも、熟練のツガルに対してツガルをぶつけて来た。理解、不能。 マスター、指示を! シルヴィアが珍しく指示を仰ぐ。彼女も混乱してる。いつもと同じ戦略を取るか? いいや、相手はすでにツガル対策を打ち立てている。くそ、自身の思考の鈍さを感じる。 「遠距離から反撃。敵の出方を伺え」 消極的な指示。セオリー通りだが、シルヴィアの期待していた指示とは異なっていた。口を開いた後でその点に気がつく。後悔し、さらに焦る。 シルヴィア、障害物に半身を隠し、射撃。だが敵はツガル武装の軽やかな運動性で回避、そのまま接近してくる。巧みなスラスター制御。そして中距離戦。ツガルタイプの苦手な距離。 マグネティックランチャー高速貫通モードで迎撃を図る。外せば再射撃まで時間がかかる。偏差を考慮し、慎重に発射。相手も同時に発射。 敵アーンヴァル、マグネティックランチャーを斜めに構え高速貫通弾を『跳弾』させる。シルヴィアもマグネティックランチャーで防ぐが、まともに受け止めた貫通弾は盾にした銃身を吹っ飛ばした。破片が素体をしたたかに傷つけ、呻き声を噛み殺す。 敵は全身のスラスターを全開、急接近。後手に回ったシルヴィアも釣られて加速する。互いに必殺技の機動を開始。接近戦。スラスターの推力を捻じ曲げムーンサルト。タイミングは二人同時。二人の機動が交差する。フォービドブレイドによる攻防。だが、シルヴィアのほうが加速度が足らず手数が少ない。そして、 「ぐうッあぁぁああぁぁぁ!」 シルヴィアの左大腿骨切断。わずかに落ちる回転速度。続いてフォービドブレイド破損。右腕欠損。胸部スラスター全壊。背部武装ユニット動作不能。高速回転から繰り出される両刃のフォービドブレイドはシルヴィアのボディを破滅的な勢いで切断していく。 マスターミラー、スラスターによる姿勢制御できりもみ状態から復帰。ハイパーエレクトロマグネティックランチャーを構え、撃つ。頭部を狙い、フルチャージの一撃。 そこにはツガルの武装をしたアーンヴァル、マスターミラーがたたずみ。 それまでシルヴィアとして稼動していたツガルの素体が転がっていた。 ジャッジAIの判定が他人事のように下される。「勝者、《ミラー・オブ・オーデアル》マスターミラー」 いつのまにか集まったギャラリーが沸いた。 シルヴィアの意識が電脳空間から素体へ戻ってきた。 だがおれは、呆然とするしか出来なかった。 続く 戻る TOPへ 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/334.html
凪さん家の弁慶ちゃん 「義経、準備は良い?」 「…はい、TR-2全システムオールグリーン…いつでもどうぞ」 「おっけ!じゃあいくわよ!皆!」 「「「了解!」」」 凪さん家の弁慶ちゃん/0 「TR-2」 「アーサー、ハンゾー、義経、状況を報告!」 「アーサー異常なし!」 「…ハンゾー、問題ない」 「義経、異常ありません」 「よし、アーサー、ハンゾーはそのまま前進、義経はユニット展開後待機!」 「「「了解」」」 今回もうまくやってみせる。私はそう誓った。 今回は「T3」として私こと義経はこのリアルバトルのチーム戦に参加していた。 しかし今回の戦いでは指揮を担当するマスターは一人という制約が課せられている。 なので通常、早坂未来が私に指示をだすのだが今回は渡瀬美琴がチーム全体の指揮を取っていた。 この大会でアーサーはTR-1という強化ユニットを装備、これは陸戦型アーンヴァル、または量産型ストラーフといった感じの装備で、脚部はアーンヴァル純正装備にストラーフの脚部装備を移植、そしてストラーフのサブアームのマニュピレーターを汎用性の高いものに交換し長さを調節したものだ。 その手には奇跡の剣という名の剣が握られていた。 そしてハンゾーにもこのTR-1ユニットが搭載され、こちらはカロッテTMPを二丁装備している。 そして私はこの二人とは違う装備を身につけていた。 TR-2 これは高威力の超長距離射撃を行う事を目的に、現存する神姫純正武装でアッセンブルされたものだ。 脚部はストラーフの脚部装備をアーンヴァルのブースターなどで固め右腕にはアーンヴァルのLC3レーザーライフルが二門装着されている。 しかし使用するのは一門のみ、あとの一門はレーザーの増幅器として機能する。 背部には吠莱壱式が二門。これは攻撃用ではなく、あくまでも緊急移動用としての装備である。 いちいちブースターを吹かすより実弾兵器の反動の方が始動が早いのではないか…という目的で取り付けられたものだ。 本当にそうなのだろうか? そして各部アタッチメントコネクターにはヴァッフェバニー用の背部タンクやジェネレーターが装備され、そのすべてをレーザーライフルに直結させる事によって限界まで威力を上げている。 はっきりいって神姫用の装備としてはあまりにも特化しすぎており、これで神姫といえるのだろうかという疑問も生まれてくると言うものだ。 しかしこれが後に世に出る姉妹達への開発データになるのならば、甘んじて受けるとしよう。 「義経、TR-2装備完全展開完了」 「よっし!相手方に一発でっかいのをお見舞いしちゃいなさい!」 「了解!エネルギー充填開始…収束率増加、ロックオン完了…発射!」 ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォン… 砲身にエネルギーの渦が形成され ビャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!! 空気を切り裂く青白い光が照射された。 その太さは通常のレーザーライフルのものに比べるとはるかに図太く、禍々しい。 その光が敵チームを包み込み一瞬にして行動不能にした。が、何とか逃げ延びた神姫がいたようだ。 「どう?」 「右腕に衝撃による不具合が少々、でも予測範囲内です」 「わかった、次いける?」 「もちろん!」 「よし!じゃあ第二射!てぇー!!」 「了解!」 なんだ、楽勝ではないか。この装備初弾である程度敵チームを壊滅させれば第二射までアーサーとハンゾーが私を護衛してくれれば勝利は間違いない。 または右腕への損傷を最低限にするならばこのまま私は待機して、あとは二人に任せても良い。 「TR-2はほぼ成功ですね」 「ええ、中々良いわ」 「よし、第二射充填完了…いきます!」 ひゅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ… 再びエネルギーの渦が形成される。そして青い光が大地をえぐる… はずだった。 ビビー!!ビビー!!ビビー!! 「!?」 「義経!?」 ライフルの砲身部から異常。あまりのエネルギー量にライフルの許容限界を超えたらしい。 そのエネルギーの一部が逆流して、システムに過大な負荷を与えている。 「く、ライフルへのエネルギーを全カット!砲身切り離し、緊急離脱ブースター展開!」 ライフルからエネルギーの光が漏れる。その光が私を包もうと迫ってくる。 「!く…腕が…!」 「早く離脱しなさい!義経!?」 「そうしたいですが…無理みたいです。腕が挟まって…抜けない…」 崩壊を始めたライフルなどのパーツにより、私の右腕は付け根からがっちりと挟まっていた。 「あぁもう!!諦めるなぁ!!」 「くそ!くそぉ!」 こんなところでスクラップになってたまるか!! 「こうなったら…!!」 私は脚部に装備されていたナイフを手に取り 「うあぁぁぁぁ!!」 自らの右腕に突き刺した。 「っくぅぅぅぅ!」 なんという激痛か…しかし! 「まっけるかぁぁぁぁ!!」 バチィィィ!! 左腕で右腕を抉り、無理やり引き剥がした。 そしてブースターを噴射。瞬間ライフルユニットが爆発。その爆炎が迫り私を完全に包む。衝撃と高温で体が焼かれる。しかし間一髪スクラップは免れたようだ。 赤い光に包まれていた景色がドームの光りに照らされたいつもの景色に戻る。 ブースターはすべて焼ききれたようで噴射できない。 そのまま自由落下により大地に叩きつけられた。 ドッザァァァッァァァ!! 「ぐぅぅぅがはっ!!うが、あぁ…くぅ…」 状況は芳しくないな…右腕破損…頭部に損傷…両脚部損壊…か…まぁAIに以上は無いようだ…。でも戦闘は無理だな…。とりあえず活動限界か…。 『ピピーピピーピピー試合中止、試合中止』 ドーム内に響く音声、私の意識はそこで切れた。 「む…」 充電完了…各部異常なし…生きている…のか 「…つね!よしつ…!!義経!」 「く…未来…?」 私の目の前にはマスター、早坂未来の顔があった。 「起きたぁ!」 「義経!」 「…起きたか」 「…ふむ」 「おぉ!」 「う…う~ん…!?」 「気付いた?その体」 「頭部形状…それに右腕が…これは…」 「アドバンスドユニット」 その声の先には渡瀬美琴。 「?」 「衝撃対策として右腕間接を汎用強化間接ユニット「リボルバージョイント」に換装、そして頭部ユニットを換装して情報収集能力を上げたの。本当はバイザー式にするつもりだったのだけど、損傷がひどかったから丸ごと換装したんだけど…どうかしら?合わなかったら既存パーツに交換するけど」 アドバンスドユニット…体に施されたマーキングライン以外は既存の素体であった私の体が…強化された? 確かに視覚ディスプレイに追加された項目がある…これは今後装備されるTRシリーズのためか…?それに右腕…今回の戦闘での意見がフィールドバックされたのだろうか…。 「合わないかな?」 「いえ、そんな事はありません」 「そう、よかったぁ~」 「それに合わなかったら合わせます。それが私です」 「ふふ、そうね。まぁ今日は一日ゆっくりして慣らしていって」 「はい、分かりました。ありがとう、美琴」 「はいな、んじゃまた明日」 「ええ、また明日」 「有難うございました、先輩!」 未来が美琴達にぺこりとお辞儀した。 そういえばここは…あぁ部室か…。 明日からまたさまざまな装備を試す毎日が始まる。武装…決まった装備が無い私にとっては毎回毎回ワクワクする時だ。 そりゃ今回みたいな危険は常に付きまとう。 しかし誇りに思う。 私に装備された物がブラッシュアップされ、次の世代の神姫の武装になる…。 そんな特別な関係性に…。 渡瀬美琴は既存部品を組み合わせて新たな武装を作り出す優秀な装備開発者だ。 そして神姫開発の上層部に父親がいて、武装神姫の初回モニターでもある未来…。 私に装備されたものは情報として逐一開発部に送信される。 今回のTR-2がどうなるのかは分からないが…。 この時、砲撃用に特化した装備…という部分が後のフォートブラッグへと繋がることは私達はまだ知らない。 知る事になるのはTR-5が開発され、新たな仲間、弁慶が来てからの事である…。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/10328.html
《左利きの武装戦士》 効果モンスター 星6/地属性/戦士族/攻1200/守3000 このモンスターと戦闘する相手モンスターの 攻撃力と守備力を入れ替えることができる。 part20-110 作者(2007/09/17 ID 1aJ23sLz0)の他の投稿 part20-125 / part20-126 / part20-132 / part20-139 / part20-141 / part20-154 / part20-167 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2596.html
作品中に登場したこの作品専用の用語を解説します。ネタバレを盛大に含むので注意。 あ行 エンノオヅヌ 正式番号MF-0071改【エンノオヅヌ】。大破した【ニニギ】から回収されたデータチップをもとにクズハが製作した。使用者は【ニニギ】同様ヒルデガルド。 薄青色の前腕部を覆い尽くす腕甲状の武装と、漆黒の掌パーツが組であり、左右で1セット。 【ニニギ】と比べて電力吸収率、増幅放出量共に増加しており、精密機器である神姫に対してはバーチャル、リアル関係なく一撃必殺の可能性を秘めた武装である。しかし、対象に触れる必要があるという欠点も改善されてはいない。 MF社製武装の中では汎用性は高いものの製造コストはかなり低く、また威力も低め。 か行 さ行 袖状パーツ(そでじょうぱーつ) 第一部でヒルデガルドが装着していた武装の一つ。MF社製のプロトタイプ武装で、MF-0071【ニニギ】と言う開発コードが付いていた。 右腕で電力を吸電、左腕で放電するという機能を持ち、対神姫戦では絶大なアドバンテージを発揮する。 一方、触れなければ効果は発揮できず、なおかつ吸収した電力は神姫のバッテリーにプールされるため、バッテリーの劣化を早める原因ともなり、吸電しないまま放電すれば、自身のバッテリーを著しく消耗する。 作中ではもっぱら、ヒルデが相手の無力化し、凌辱するのに用いていた。 た行 な行 は行 ま行 ミラージュフォックス社(みらーじゅふぉっくすしゃ) クズハ・狐ノ宮が社長を務めるハンドメイド武装メーカー。通称MF社。 各種公式メーカーサイドが思いつかないような視点から武装を作る存在であるということが一部アンダーグランドで有名だが、クズハが気に入った人間や神姫にしか装備を渡さないうえ、自ら喧伝もしていないため、半ば都市伝説化しており、実際の知名度は限りなくゼロに近い。 一応、有限会社に近い体裁をもってはいるが、その実態は個人の同人サークルのようなものである。 武装を「道具」とみなし、汎用性よりも専門性に極端に特化させて提供される武装は、どれもレギュレーション抵触ギリギリのハイスペックを誇り、素人マスターと神姫であっても、その武装さえ使いこなすことさえできればランカー相手でも通用すると言われている。 や行 ら行 レーティング・バトル(れーてぃんぐ・ばとる) バトルロンドにおける対戦モードの一つ。各神姫それぞれに持ち点が与えられ、戦闘結果に応じて増減される。マッチは近い持ち点を持つ相手と組まれる。どんな強さの神姫でも初期の持ち点は一緒であるため、回数を重ねるごとに自然と実力の近い相手と対戦することができるようになる。 メインリーグであるランク(ファースト、セカンド、サード)とは関係なくマッチングが行われるため、ファーストランカー対サードランカーなどといったマッチングも起こりうる。 わ行 トップへ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1429.html
アイドルは神姫を救う? 前編 あの試合から1ヶ月がたった。恒一はいずると話すことが少なくなり、毎日のように研究所に通っていた。 (恒一、シュートレイがやられたダメージが大きいのが相当ショックだったんだろう…) いずるは彼の姿を見て心配になっていた。 あの試合の後、シュートレイは集中治療室に運ばれた。一命を取り留めたものの、彼女の精神的ダメージは思ったよりも深刻だった。あれ以来、虚ろな状態で何も反応を見せなくなってしまったのだ。おそらく自分が破壊されるイメージが脳裏に焼きついて、トラウマになっているのだろう。日常生活もままならない状態なので、、シュートレイは今もリハビリを続けている。 今日も恒一は小百合の下へ足を運んでいるのだろう。いずるはそんな彼のことを気にかけていた。 「どうしたのいずる、そんなに深刻な顔して」 家に帰ってきたいずるを、ホーリーが出迎えた。彼女もそのことが心配でしょうがないのだ。 「恒一の事だよ、あの事件から急に元気がなくなってね」 「ああ、恒一のことか。それで恒一は今どうしてるの?」 ホーリーの質問に、いずるは少し落ち着いて答えた。 「小百合さんの研究所に通ってシュートレイの看病さ。どうやら回復が遅れてるみたいなんだ」 「シュートレイはもう傷は治ってるんだよね?それなのに、どうして恒一のもとに帰らないの?」 「それは、彼女の心が病んでるからなんだ…」 重々しい言葉を放ついずるを見て、ホーリーは少し寂しそうな顔になった。 「病んでるって、そんなに重病なの?だったらホーリーたちもシュートレイを元気付けてあげないと」 「そうだな、だったらあとでお見舞いにでも行こうか」 そのとき、玄関のチャイムが鳴った。 『すいません、宅急便です』 どうやら宅急便の人が荷物を届けに来たみたいだ。いずるは玄関に行って荷物をとりに行った。 荷物の送り主はいずるの実家からだった。その中身は米やラーメンなどの食料品や、衣類などの日用品だった。 「母さんの奴、こんなもの送ってくるなんて」 箱の中を一通り出し終わったいずるは、包装に包まれた箱があることに気付いた。 「あれ、こんなものが…」 どう見ても怪しい包装箱を、いずるは恐る恐る開けてみた。 「…これって、神姫か…?」 包装を取り除いた箱に書いてあるのは、『武装神姫』の文字があった。どうやら親は神姫も一緒に送ってきたようだ。 「どうしてうちの親が神姫のことを知ってるんだろう?」 いずるはその中身を開けてみることにした。その中身はアイドルタイプの神姫とその付属パーツ、起動ディスクとクレイドル、そして手紙が入っていた。 「ええと…何々…」 いずるは手紙を読んでみることにした。 『いずるへ、お前も一人では寂しいだろうから、最近はやっている友達ロボットを送る事にした。最初コレを見たときはビックリしたよ。何せ胴体がない生首状態だったんだから。慌てて胴体を買ってきて繋げたよ。でもまだ起動してないから安心して。あと起動に必要なものは出来る限り用意したつもりだから。このロボットがお前の生活に潤いを与えてくれる事を祈ってるからね。あと、年に一回でもいいからうちに帰ってきなさいよ。 母より』 「…」 いずるは暫くの間言葉が出なかった。その後我に帰ると、改めて母が送ってきた神姫を手に取った。 「相変わらず変わってるよなあ、母さんは。よく父さんが止めなかったもんだ」 さっそくいずるはパソコンに神姫を繋ぎ、起動ディスクを入れた。 「起動の仕方は小百合さんから教わってるから大丈夫だ」 いずるはもしものときに再起動できるように小百合から起動のノウハウを教えてもらっていた。そのため、初めての起動でもある程度のことは知っているのだ。 「よし、これで準備OKと…。さっそく起動させるぞ」 起動ボタンをクリックするいずる。すると神姫の目が少しずつ開いていった。 「…起動確認しました。始めまして、あなたがわたしのオーナーですね」 起動成功。続いていずるはオーナー認識のための手続きを始めた。 「そう、私は都村いずる。君のオーナーだ」 神姫はにこっと笑い、いずるのことをオーナーと認識した。 「それでは、わたしに名前を付けてください。あなたのお気に入りの名前を付けてくださいね」 いずるは悩んだ。名前を決めていなかったのだ。 「そうだな…、どうしようか…」 ホーリーの時は思いつきでつけたのでそんなに悩む事はなかったのだが、今回は状況が違う。いずるは悩みながら名前を考えた。 「…よし、きみの名前はミルキーだ」 いずるは彼女の名前を「ミルキー」と名づけた。かわいらしいと思ったからだ。 「ミルキーですね。登録しました。始めまして、わたしの名前はミルキーです。よろしくおねがいしますね」 やっと登録が終わった。これで彼女もいずるのパートナーになったのだ。 「ねえいずる~、もう入っていい?」 隣の部屋からホーリーの声が聞こえてくる。もう痺れを切らしているのだ。 「もういいよ。いま登録が終わったところだ」 登録終了を聞いたホーリーは喜んで部屋に入ってきた。 「ホーリーにも妹ができたんだね!やった~!!」 大はしゃぎするホーリー。それを見ていたいずるはホーリーに注意した。 「お前はこれからお姉さんになるんだから、見本になるようなことをしないとダメじゃないか。ほら、ミルキーが笑ってるぞ」 いずるが指差した先には、くすくすと笑うミルキーの姿があった。 「あ、ごめんね。つい嬉しくなっちゃって、こんなことしちゃった」 「いいえ、こんなに喜んでくれて、わたしも嬉しいです。これからもよろしくお願いします、ホーリーお姉さん」 ぺこりとお辞儀をするミルキー。意外と礼儀正しいのかもしれない。 「オーナーさんもよろしくお願いしますね」 「いずるでいいよ、ミルキー」 「では、改めてお願いします、いずるさん」 ミルキーはにっこりと微笑んだ。 それからというもの、いずるはミルキーの育成に全力を注ぎ込んだ。ホーリーも一緒にミルキーのお姉さんになるように努めた。 「ええと、これはヒーリングの効果があるんですね」 「ああ、これは回復効果がある能力だな。これで相手の神姫の精神的ダメージを回復できる、と説明に書いてあるな」 「あと、こちらの本のページにはアロマテラピーと書いてありますが、これはどのような効果があるのですか?」 ミルキーは順調に見たもの、聞いたものを吸収し、自分の知識や経験にプラスしていく。そのスピードはいずるも驚くほどだった。 「すごいね、ミルキーは。どんな知識も自分の物にしちゃうんだもん。ホーリーもそんな能力があったらいいのに」 うらやましがるホーリー。しかしミルキーはそんな彼女に励ましの言葉を送る。 「ホーリーお姉さんもいいところがあるじゃないですか。わたしにはできないことがいっぱいありますし」 「でも起動してそんなに経ってないのに、こんなに覚えちゃうんだからすごいよね。このまま行けばアイドルじゃなくてナースになったりして」 三人がお世辞を言い合っているとき、玄関のチャイムが鳴り響いた。 「お客さまですね」 「そうだな、ちょっと見てくるからここで待ってるんだぞ」 いずるは玄関に来て客を迎え入れた。 「やあいずる、久しぶりだな」 客は恒一だった。心なしか少し元気がないように見える。 「恒一、お前大丈夫か?」 「ああ、今のところはな…。今日は少しばかり気分転換したいと思ってね」 いずるは恒一を部屋へ招きいれた。中に入った恒一は見覚えのない神姫=ミルキーに注目した。 「お前、新しい神姫を購入したのか?」 「まあね、話せば長くなるけど…」 いずるはミルキーを手に乗せて、恒一に見せた。 「始めまして恒一さん、わたしはミルキーといいます」 「は、始めまして…俺は木野恒一。よろしく」 なぜか照れる恒一。彼女のかわいらしさにドキドキしているのかも知れない。 「ところで恒一、シュートレイの様子はどうなんだ?」 いずるがシュートレイのことを話題に持ち込むと、恒一の表情が曇った。 「それが…」 どうやらシュートレイは前と変わらない様子らしい。 「そうだ、まだ時間があるからシュートレイのお見舞いに行ってみようか?」 いずるの提案にホーリーとミルキーは賛成した。 「いこう、シュートレイのことが心配だし」 「わたしもシュートレイさんに一目会ってみたいです」 「よし、決まりだな。みんなでシュートレイのお見舞いに行こう」 元気のない恒一を尻目に、いずる達は神姫研究所へ行く事にしたのだった。 電車に揺られて数十分、いずるたちは町外れにある神姫研究所にやってきた。この隣には、神姫たちのメンテナンスや療養をする『病院』が隣接している。シュートレイは神姫研究所付属の病院に入院しているのだ。 「知らなかったな~、ここの隣に病院があるなんて」 「私もここの隣に新規の病院があるなんて、つい最近まで知らなかったんだ。何せ、規模が小さいからね」 さっそく中に入ろうとする一行だが、入り口で誰かに呼び止められた。 「あら、いずる君に恒一君。みんなでシュートレイのお見舞い?」 声の主は小百合だった。彼女も病院に出入りしていたのだ。 「小百合さん、こんにちは。これからシュートレイの様子を見に行こうと思って」 「そう、でも酷なことをいうけど、彼女の回復はかなり遅れてるから、暫くはこのままの状態が続くと思うわ」 少し残念そうに現状を語る小百合。その直後、いずるの肩に座っているミルキーに目がいった。 「あら、この神姫、ニューフェイスね。新しく購入したの?」 「始めまして小百合さん、わたし、ミルキーと申します」 すかさず挨拶するミルキー。それを見た小百合は感心した。 「あらあら、礼儀正しいのね。ところでこの神姫、どうしたの?あなたはあまり神姫のことが好きじゃなかったはずだけど」 「話せば長くなりますが…」 いずるはミルキーがどのように自分のマスターになったのかを説明した。 「あははははっ、そう、そんなことがあったの。さすがいずる君のお母さんだわ。自分の息子に神姫を送るなんて」 「しょうがないですよ、送り返したら何か言われそうですし。それに、もう一人増えても家族が増えるだけですから」 いずるの意外な言葉に、小百合は思わずふふんと鼻笑いした。 「いずる君、最初会ったときとは印象がまるで違うわ。これもホーリー効果、ってことかしら」 ちょっと意地悪げに言う小百合。 「そ、そうですか…」 「そう、それにしてもこのミルキーちゃん、結構賢そうね。やっぱりオーナーに似てるのかしらね」 ミルキーをまじまじと見つめる小百合。 「それで、この子の成長ぶりはどうかしら?上手くいってる?」 「はい、いつも借りてきた医療関係の本などを一生懸命読んでます」 ミルキーの急激な成長振りを説明するいずる。そのとき、急になにかがひらめいた感じになった小百合は、いきなりいずるに話しかけた。 「そうだ、シュートレイに会う前にちょっと研究所に寄ってほしいの」 「研究所って、どうしてですか?」 「いいから、ちょっと説明することがあるのよ」 小百合はいずる達を無理やり研究所に引き込んだ。 「で、何をするつもりですか?」 「さっきミルキーが医療関連の本を読んでたと言ってたわね。もしかしたら彼女に精神医療の知識があるんじゃないかしら」 「でも、読み始めてからまだそんなに時間が経ってませんし、もしあったとしても、治療なんてできるかどうか…」 「まあ、これを見てからでも決めるのは遅くないわ」 小百合は引き出しの奥から小さい箱を取り出した。 「これは…、何ですか?」 「これは精神医療用の『ヒーリングバトン』といってね、神姫や他のロボットの精神を安定させる、いわば『精神安定器具』といったものね」 これを見た恒一はすぐさまバトンの側に近づいた。 「どうしてこれがあるのを黙ってたんだよ?」 「これは普通の神姫では扱えないの。使い方がシビアだから、ある程度医療関係の知識がないと使えないのよ」 ミルキーはバトンが入った箱の近くに近づき、バトンをじっと見つめた。 「いいんですか、わたしがいただいても?」 「それを持つかどうかはあなた次第よ。もしバトンを持つつもりなら、あなたの能力を借してほしいの」 小百合はバトンを取り出した。 「…どういうことなんですか?」 ミルキーの質問に、小百合はこう答えた。 「いずる君から聞いた話だと、あなたはある程度だけど医療関係の知識を身につけてるようね。それに加えてあなたの能力は回復系、つまり癒しの力があるから、相性は抜群なのよ。だからお願い、シュートレイを助けてあげて」 ミルキーは暫く考えてから、答えを出した。 「分かりました、わたしにしかできないことならばやって見ます」 「それじゃあ、これを使えばシュートレイはもとに戻るんだな?」 再び割ってはいる恒一。しかし小百合は少し心配そうに答えた。 「恒一君、たとえ元に戻らないとしても、後悔しないことを約束できる?この作業はとてもシビアで、たとえ直ったとしても、完全に戻る確率は5割にも満たないわ。最悪の場合、リセットしなければいけないかもしれない。それでも彼女を救う気持ちはある?」 小百合の質問に、恒一は静かに、しっかりと答えを出した。 「ああ、よろしく頼むよ」 つづく もどる 第十一話へGO
https://w.atwiki.jp/2chbattlerondo/pages/76.html
用語・略語 2ch武装神姫_BATTLE_RONDOスレや当Wiki内でよく出てくる言葉をまとめるページです。(各神姫の略称である○○子に関しては統一された呼び方があるわけではないので一つの目安程度に考えてください) 主に2chスレで使われる用語集ですが、「用語集」のため、死語やネガティブな言葉も含まれています。閲覧・編集のいずれも、用法・用量を守ってお使いください。時事ネタの色が強い言葉は逸話へ。 用語では収まりきらない名前の由来は名前の由来へ。 編集者の方々へ:完全50音順にしないと収集がつかなくなります。項目の削除、大幅な改編を行う場合はコメント欄で事前にご一報ください。 愛称・略称(神姫) 愛称・略称(武装) 神姫固有名称 ネタ その他 死語・NGワード あ か さ た な は ま や ら わ 英語・記号など コメント あ 項目 読み 意味 アーク あーく 第7弾神姫、HST型MMSアーク。A子とも呼ばれるがそのままアークと呼ばれることの方が多い。リペイントモデルもそのまま白アークかリペアークと呼ばれる。名前の由来はギリシャ神話に登場する俊足の英雄アキレウス(アキレス)より。 アーンヴァル あーんう゛ぁる 第1弾神姫、天使型MMSアーンヴァル。通常カラーは白子、リペイントモデルは黒白子の愛称で呼ばれる。名前の由来はイタリア語で「突撃」という意味。なお、武装パーツが追加された新モデル「天使型アーンヴァル トランシェ2」が発売されたが、通常版は既存のアーンヴァルがパワーアップした形となった。 アイゼン あいぜん メインウェポン『ガトリング砲“アイゼンイーゲル”』のこと。見た目、モーション、通常武器最多のHIT数など、色々と派手。“アイゼンイーゲル”はドイツ語で「鉄のハリネズミ」の意味。『アイゼンヒンダニス・ASシールド』よりこちらが先に実装され定着したため、「アイゼン」とだけ言う場合はこちら。 アイゼン盾 あいぜんたて/あいぜんしーるど アーマー『アイゼンヒンダニス・ASシールド』のこと。AS盾とも。 アイネス あいねす 戦乙女型アルトアイネスのこと。 青グロ/青パンチ あおぐろ/あおぱんち メインウェポン『パンチンググローブ“蒼き風の拳”』のこと。使い勝手の良い、低レベル帯オススメ武装のひとつ……だったのは昔の話。打撃武器高速化の波に押されて、最近ではほとんど見なくなってしまった。 赤壁/赤い壁 あかかべ(せきへき)/あかいかべ 地方ショップ等で売れ残っている紅緒の山のこと。「まるで赤い壁のようだ」 赤グロ/赤パンチ あかぐろ/あかぱんち メインウェポン『パンチンググローブ“紅き炎の拳”』のこと。青グロの華々しさに比べ、こちらは中途半端な性能で空気。 アキナス あきなす HST型アークのSクラス到達アチーブメントで貰える短剣。「秋茄子」ではなく、古代ペルシアからギリシアやローマに伝わり広く使われた、実在の武器である。 悪子 あくこ/わるこ HST型アークのこと。別に悪い子ではない(はず)。「悪」という言葉の響きに嫌悪感を示され、単なるネタ愛称では済ませてもらえない。 足 あし フット部位のアーマーのこと。「黒子足」など、「足」の前に所属モデル・シリーズを付けて呼ぶ。 飛鳥 あすか 第8弾神姫、戦闘機型MMS飛鳥。そのまま飛鳥と呼ばれることが多いがみこーきという愛称も。ちょっとズレた感じの台詞回しが大人気。 アセンブル/アセン あせんぶる 1.「アーマー」のカテゴリの一つ。大半の装備はどのジョイントにも接続できる。2.「武装セット」の別称。「デッキ」の同義語。「集める、組み立てる(assemble)」を語源とする。 アチ あち アチーブメントの略。→アチーブメント アビス あびす 元々の意味は「深淵、奈落(Abyss)」。1.ミッションバトル限定のステージ。スキルに関するデメリットルール、主にスキル使用禁止が設定されたミッションはこのステージになっていることが多い。あくまでルールによるものであり、ステージの影響ではない。2.上より派生した、スキル禁止ステージ全般を指す言葉。スキルが一切発動しない特殊性ゆえに、固有名称として一人歩きしてしまった。なお、チームミッションで使用できるアイテム「ステージチェンジャー アビス」は、スキル使用禁止のルールを適用する。 天羽々斬 あまの(あめの)はばきり 読みにくい武器の一つ。入手に時間がかかる上、実戦での採用率も低く、話題に上がらないことから、読み方も浸透していないのだろう。「あううぎり」「はわわざん」など、なんとなく萌っぽいイメージで認識される。 あらあらうふふ あらあらうふふ マーメイド型イーアネイラの口癖を合わせた、キャラクター性を端的に表す言葉。実装前からその口癖は予想され、見事に的中した。ただし、その口癖から予想される元ネタキャラとは中の人は違った。「(不届き者を粛清するために)イー姉がやってきた」という意味の言葉としても使われる。 あらら時空 あららじくう マッチング待機時、カウントが0になっても次に進まない状態をいう。当初からある現象だが、イーアネイラで報告があった時に名づけられた。数分ほど待つ事で戦闘画面に進むが、待ちきれない人はAlt+F4キーで強制終了。 アルトアイネス あるとあいねす 第11弾神姫、戦乙女型MMSアルトアイネス。バトルロンド初のスモール素体を引っさげて参戦。アイネスの略称で呼ばれるが、姉のぎゅうどんに匹敵(相当)する愛称はまだ存在しない。 アルトレーネ あるとれーね 第11弾神姫、戦乙女型MMSアルトレーネ。レーネ、ぎゅうどんの愛称で呼ばれることも。 イー姉/イラ姉 いーねえ/いーあね/いらねえ マーメイド型イーアネイラのこと。イラ姉に引っ掛けてイラネェとか言うとあらあらうふふされる。 イーアネイラ いーあねいら 第5弾神姫、マーメイド型MMSイーアネイラ。魚子、イー姉の愛称で呼ばれる。リペイントモデルもそのまま黒魚子(黒イー姉)と呼ばれる。名前の由来はギリシャ神話のネレイデス(ネレウスとドリスの娘である50人のニンフ)のうちの一人より。 イーダ いーだ 第7弾神姫、HMT型MMSイーダ。Y子、良子とも呼ばれるがそのままイーダと呼ばれることの方が多い。リペイントモデルもそのまま白イーダかリペイーダと呼ばれる。名前の由来は仏教で俊足で知られる神、韋駄天(いだてん)より。 飯綱 いづな スキル『飯綱落とし』もしくはメインウェポン『極意之巻「飯綱」』のこと。通常攻撃不能の武装なので意味するところは結局同じ。余計な通常攻撃をしないため使い勝手がよく、防御不能の特性を持つ。消費SPに対する純粋な威力がさほど高くないこと、準備時間の長さが玉に瑕。 良子 いーこ/りょうこ HMT型イーダのこと。お上品お嬢様系キャラだったので、ある意味正解。または予言。ただし高飛車気味で主人と神姫の関係を少し勘違いしている節があり、バトル中のセリフも結構黒い。 石 いし CSCのこと。宝石の名を冠しており、見た目も石っぽい。 一姫当千 いっきとうせん 非公式ユーザーイベント。→http //www.geocities.jp/busoushinki_up/ikkitousen/top.html 犬子 いぬこ 1. 犬型ハウリンのこと。2. 武装神姫ラジオロンドの登場人物「喜多村ハウリン犬子」のこと。ミッション『シークレットⅣ:ラジオロンドからの刺客』にも登場。 犬子フィンガー いぬこふぃんがー スキル『獣牙爆熱拳』のこと。OPのあの技を使わせろ!という犬子好き紳士たちの願いにより実装された。防御思考な子の場合はスキル『忠実な守り手』を発動してしまい、泣きを見ることも多い。※「拳」なので正確にはフィンガーでは無い。また「あれは肉球だ」説を唱える紳士もいる。 犬子砲 いぬこほう メインウェポン『吠莱壱式「ほうらい・いちしき」』のこと。 犬鎧 いぬよろい アーマー『胸甲・心守「きょうこう・しんじゅ」』のこと。犬アーマーとも。一つの装備で二つのスキルを持つ数少ない装備だが、とても有り難味がない。 イリーガル(イリ/イリ子) いりーがる(いり/いりこ) 不正改造(イリーガル)神姫のこと。1神姫で100勝を達成するとミッションに現れる。ベクトルは様々だが、大抵性格もステータスもおかしなことになっている。08/9/12より、限定条件下のみだが自神姫をイリーガル仕様にすることが可能になった。 イリーガル NAKED いりーがる ねいきっど MMS NAKEDの外見を持つ、ガイア(赤)・ウロボロス(青)・ドリュアス(緑)・ヴァイス(灰)の4体のイリーガルのこと。一部例外を除き、メインウェポン以外は何も装備していないが、各種性能(特に環境性能)がかなり強く設定されている。初登場はWF'07「イリーガル・レプリカ迎撃指令」の追加ターゲットで、プレイヤーには作れないLv360を誇るヴァイスを筆頭に、参加している全オーナーを震撼させた。その後、新たにミラージュ(白)を加え、各キャンペーンでオートガーディアン、プロテクターなどと名を変えて登場している。当時の活躍は各キャンペーンおよび逸話のページを参照。 イリマイ いりまい ふくびき1等の賞品、アクセサリー『イリーガルマインド』のこと。Sクラス"限定"。装備する事で戦闘時のみイリーガル化する。「言語処理ロジックが組み込まれた~」としか書いていないが、ちゃんとモーションも変わる。 イリレプ いりれぷ WF'07にて登場したイリーガル・レプリカの略称。盗み出されたイリーガルデータから大量生産されたため、その討伐指令が出された。当時、大量コピーされた理由やデータを盗んだ組織については謎のままであったが、その真実はWF'08で明らかとなる。台詞はイリーガルのそれだったが、大勢が楽しめるようにLvは20~360と住み分けられていた。当時のログはウィンターフェスタのページを参照。→復讐のジュデッカ ヴァッフェドルフィン う゛ぁっふぇどるふぃん 第5弾(EXウェポンセット)神姫、イルカ型MMSヴァッフェドルフィン。弗子、$子の愛称で呼ばれる。名前の由来は「ヴァッフェ(Waffe)」はドイツ語で「武器」、ドルフィンは英語で「イルカ」。「赤壁」と並び、「鉄(くろがね)の城」と呼ばれることがある。神姫ネットジャーナルVer2.0第6回のフィン嬢のパンキッシュコスにより、多くの紳士に見直されるようになった。 ヴァッフェバニー う゛ぁっふぇばにー 第2弾(EXウェポンセット)神姫、兎型MMSヴァッフェバニー。兎子の愛称で呼ばれる。名前の由来は「ヴァッフェ(Waffe)」はドイツ語で「武器」、バニーは英語で「兎」。 ウィトゥルース うぃとぅるーす 第6弾神姫、丑型MMSウィトゥルース。丑子の愛称で呼ばれる。名前の由来はラテン語で「子牛」。マスターズブックの4コマ漫画の「牛は食べ物」という犬子の強烈な発言を発端に、神姫NETジャーナルver2.0の第2回、バトルロンド中の本人のセリフ、ヒブソウシンキ第21話、あらゆる公式メディアで食べられそうになる運命にある被虐キャラ。 ウェブマネー うぇぶまねー 金券の一種で、その名の通りインターネット決済に使うための物。手間はかかるがコンビニで誰でも買うことができ、個人情報を明かさずに利用できるため気軽にネット決済ができる。別称にWMがあるので該当項目を参照のこと。 魚子 うおこ/さかなこ マーメイド型イーアネイラのこと。 兎子 うさこ/うさぎこ 兎型ヴァッフェバニーのこと。畏敬の念をこめて(兎)姐さんと呼ばれることもある。 兎脳 うさぎのう 「勝てない可能性が高い相手にはせめてドローを」という考え方に対する皮肉。ヴァッフェバニーの「勝利なんてたいして価値はない。負けないことに意味がある」というセリフから来た。しかしオフィシャルのクラスアップ条件から引き分け数が除外されたことにより、この考え方もあながち間違いではなくなった。 丑子 うしこ 丑型ウィトゥルースのこと。寅型ティグリースと合わせて丑寅=鬼門を指すため、こちらの方が「牛」より用いられる。 ウニ うに エクステンドブースターを大量に装備し、パーツ回転によって海栗のトゲのように見せている超機動神姫のこと。ジルコン赤井という神姫が有名だが、元祖は他にいる。回転させていなくても便宜上ウニと呼ばれることも。 え?どーゆーことですか?だって私、天使型アーンヴァルですよ! え どういうことですかだってわたし てんしがたあーんう゛ぁるですよ SHINKI-NET Journal ver2.0 第14回のシラハの迷台詞。なにが「だって」なのか全く意味不明だが、天使型アーンヴァルなら仕方ない。 エウ/えう/えうえう えう/えうえう セイレーン型エウクランテのこと。頭文字2文字に略すとかわいくなる。繰り返してもかわいい。 エウクランテ えうくらんて 第5弾神姫、セイレーン型MMSエウクランテ。鳥子、エウ(エウエウ)、の愛称で呼ばれる。リペイントモデルもそのまま黒鳥子(黒エウ)と呼ばれる。名前の由来はギリシャ神話のネレイデス(ネレウスとドリスの娘である50人のニンフ)のうちの一人より。セイレーンなのに鳥と呼ばれるためか、ゲーム内でもやたらと「セイレーン」を強調している。ちなみにセイレーンは頭は人間なので鳥目ではない……はずだが、やはり暗視性能は低かった。称号は「セイレーン」と「鳥」の両方ある。 エロ突起 えろとっき アクセサリー『ユニホーン』のこと。角とも呼ばれる。処女の前にしか姿を見せないというユニコーンの伝説に由来する。 大鎌 おおがま メインウェポン『サイズ・オブ・ザ・グリムリーパー』のこと。 お嬢 おじょう HMT型イーダのこと。そのお嬢様風の立ち居振舞い、口調から山よりも高い敬意と海よりも深い愛情を込めて呼ばれている。さぁ、君も共に呼ぼう「お嬢!」と!! 溺れる おぼれる 水中適正が低く水中ステージで性能を大幅に減衰させてしまうこと。特に機動力・回避力への影響を懸念しての表現と思われる。屈強なオートガーディアンもあっけなく溺れていた。 怨念子 おんねんこ 引き分け狙いで他人の足を引っ張る戦い方をする神姫を指す。元々は色々な理由(主にEX落ち確定)から他人を妬んで嫌がらせをする神姫のことで、一時期のスキル『ホーリーフェザー』の回復能力が高くドローが量産されたとき特に流行ったが、あまり好ましい言葉ではないため使われなくなった。現在では回復能力が修正され弱体化し、更にEX落ちの条件から引き分け分が除かれたため、ますます意味は薄くなった。 上へ戻る 「用語・略語 あ行」を編集 か 項目 読み 意味 回避型 かいひがた 回避Lvに多くの経験値を割り振り、攻撃を回避することで生存力を高める戦い方。 会費型 かいひがた 会費のように定期的かつまとまった単位の課金でカスタマイズされた神姫の総称(?)。月額6000円コナミに課金する会費型はさすがに強いらしい。人参満載の会費機動型、しいたけ増殖の会費防御型、コンパネ複数の会費命中型、兎スラスター千手観音の会費回避型、ブレザー4色、大ミサ複数の会費ジオラマ型が確認されている。発端は本スレでの「回避機動型」の誤変換…だったはず。 カウンター かうんたー 反撃スキルを主軸にした戦法とデッキのこと。トリガー武器名+「カウンター」で「○○カウンター」と呼ぶ。 駆け抜けぬ! かけぬけぬ セイレーン型エウクランテの前進時の台詞である「駆け抜ける!」の空耳ネタ。駆け抜けるのか駆け抜けないのかどっちだと突っ込まれる。サマーフェスタで正式採用され「大空を駆け抜けぬ」というミッションが作られてしまった。 課金ナイフ かきんないふ メインウェポン『グリーフエングレイバー』のこと。登場当初は何の取り柄もなかったが、貫通効果・ミリタリー属性・短刀二刀流の実装により、状況によっては実用も可能となった。 蟹 かに 1. 種型ジュビジーの武装で使用可能になるBM『シェルプロテクション』および、上記のBM発動時に使用可能なスキル『収穫の季節』のこと。その姿が蟹に似ていることから。2. メインウェポン『“アクベンス”シザーアーム』のこと。こちらは本当に蟹のハサミそのままである。 家電/荷電(砲) かでん(ほう) リアパーツ『“アポカリプス”リアマウント荷電粒子砲』のこと。もしくはそのスキル『ファイナルジャッジメント』のことを指す。家電は荷電の誤変換からの定着した。見た目や名前の割に威力が低く、パーツとしての性能も低いことから、それほどの人気は得られなかった。ただしスキルには防御不能の効果が付いているので、ジェムバレットや水鉄砲と合わせることで要塞/回復型キラーとして化ける。 ガネ がね CSC『ガーネット』のこと。 ガルガン がるがん メインウェポン『ソード・オブ・ガルガンテュア』およびそのスキル『ガルガンテュアロア』のこと。スキルの性能が高く、SP型がスキルのために装備しているという場合が多いため、どちらかと言うとスキル名として呼ばれることが多い。 騎士子 きしこ 騎士型サイフォスのこと。 キメラ きめら 1.コアと素体が違う神姫のこと。2.装備を無秩序にごちゃごちゃと付けた神姫のこと。どちらを、どの程度をキメラと呼ぶかは人それぞれ。いずれの場合も、対義語(?)は純正。両方とも言われる側は否定的な意味合いで使われることが多いので使用は控えるように。そもそもカスタマイズ性は武装神姫の売りであり、その上で更に他人の見た目・プレイスタイルに口を出すのは野暮なことである。 逆ノア ぎゃくのあ ミッション『シークレットⅠ:ノアの逆襲』の相手、逆襲のノアのこと。ノアくじに業を煮やして登場した。 キャッキャウフフ きゃっきゃうふふ 一般的には「じゃれあう」というような意味で使われる言葉。このゲームでは、戦い方が噛みあわず移動だけで時間が過ぎてしまうことを指す。その様が追いかけっこに見えることから。「キャッキャウフフ」と半角で記載することが通例である。 旧スナ/旧スナイポ きゅうすな/きゅうすないぽ メインウェポン『MSR-22 スナイパーライフル』のこと。以前は単にスナイポと呼ばれていたが、『SR108 スナイパーライフル』の実装以降、区分けのためにこう呼ばれるようにもなった。 ぎゅうどん/ギュウドン ぎゅうどん 第11弾神姫、戦乙女型MMSアルトレーネのこと。バトル時の「ねえ、ギュウドンって知ってますか?」という台詞が元。キャラが天然ということも相まって愛称として定着しつつある。 ギルガメ ぎるがめ スキル『斬牙滅衆(ギルガメッシュ)』のこと。実はギルガメと呼ばれた事例はあまり多くない。凝った当て字で名前をつけてもらっても、そもそも正しい読み方に気付く人が少ないため、「エンテツの反撃スキル」や「武士子短剣の反撃スキル」、トドメに「ザンガメッシュウ」などと呼ばれてしまう。 くーにゃん くーにゃん ミッション『神姫技能試験/ClassA1』の対戦相手、くーにゃんのこと。そのままであって、決してミッション『ジャーナルからの挑戦Ⅵ』のクゥのあだ名ではない。 くじ くじ ノーダメージ勝利やSP一桁勝利等、何度も繰り返せるアチーブメントの事。褒章のCSCパックから何が出るか分からないことをくじ引きに例えている。また、それらを狙いやすいミッション対象の神姫を指す事もある。単に「くじ」と言った場合はノアくじを指す事も多い。 首輪 くびわ メインウェポン『棘輪「きょくりん」』のこと。 グラップラップ ぐらっぷらっぷ 第6弾(EXウェポンセット)神姫、建機型MMSグラップラップ。建子の愛称で呼ばれる。ガテン系バリバリの姐さん。 クリ剣/クリソ くりけん/くりそ メインウェポン『クリスタルソード』のこと。 黒イー姉/黒魚子 くろいー(あね/ねぇ)/くろうおこ 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画で黒にリペイントされたイーアネイラ(マーメイド型イーアネイラB)のこと。他のコラボ企画と同様、期間限定受注生産品。Webカタログの『※「bk.ペネロペイア・BCDユニット」は、バリエーション切替で胸の形状を変更できます。』という言葉に妙なこだわりが感じられる。 黒エウ/黒鳥子 くろえう/くろとりこ 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画で黒にリペイントされたエウクランテ(セイレーン型エウクランテB)のこと。他のコラボ企画と同様、期間限定受注生産品。 黒エレ くろえれ コアとセットになっていないオンラインオリジナル素体、エレガンスブラックのこと。高機動、高命中の素体でとがったステ振りに向いた素体。 黒子 くろこ 悪魔型ストラーフのこと。フィギュアではリメイクされたストラーフbisを新黒子とも呼ぶが、バトロンではパワーアップした同一個体扱いなので特に区別されない。 黒白子 くろしろこ 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画で誕生した、黒にリペイントされたアーンヴァル(天使型アーンヴァルB)のこと。また、コナミスタイル限定販売された「アーンヴァル トランシェ2 リペイントVer.」はコアは通常の黒白子と共通だが素体のペイントが異なるため、ノーマル白子とは違い、性能の異なる別固体扱いとなった。 黒羽 くろはね リアパーツ『黒き翼』、およびそのスキル『ダークスラッシャー』(DS)のこと。 くたばれこのクソマスター くたばれこのくそますたー 騎士子大敗時における台詞。スレで使うときは空気をよく読むように。煽りや批判の意味で使ってはいけない。騎士子との約束だぞ! 軽黒子 けいくろこ 悪魔夢魔型ヴァローナのこと。ライトアーマーシリーズのため、『軽』黒子。夢魔子と呼ばれることも多い。 軽減 けいげん 特殊スキル『ダメージダウンLv1』およびそれを持つ装備全般のこと。『ダメージダウンLv2』の場合は半減と呼ばれる。 軽白子 けいしろこ 天使コマンド型ウェルクストラのこと。ライトアーマーシリーズのため、『軽』白子。軽鬱っぽいのが魅力。 月石 げっせき/つきいし CSC『ムーンストーン』のこと。本当は月長石という。 限界突破 げんかいとっぱ CSCの影響により、150の成長限界を突破すること。本来は幸運なことなのだが、ダイヤ神姫の増加により、ダイヤ以外でこれを達成してしまった神姫は「避雷針」として哀れまれるようになった。 建子 けんこ 建機型グラップラップのこと。 コア こあ コアユニット(頭部)のこと。種類ごとに性格や戦い方の好み、武器の得意不得意が設定されている。また、アチーブメントや称号もこれに依存する。 攻撃型 こうげきがた 回避や防御をあまり上げず、攻撃力を高める事で速攻で勝負を決める戦い方の事。 号泣剣 ごうきゅうけん メインウェポン『クライモア』のこと。クライ=cry=泣く、ということにされているが、本来は"claymore"。スキル『ドラゴンクラッシャー』はバトルロンド最高の攻撃力を誇る。 ゴーグル ごーぐる 以前はアクセサリー『モナーテ・LRSSゴーグル』のことを指していたが、マルチセンサーゴーグルの実装により、現在では一部のフェイスアクセサリの総称になっている。 高度な情報戦 こうどなじょうほうせん ひらがなでそのまま書かれることもある。偽の情報を流して、スレ住人を混乱させ、自分に有利な状況を作ること。えてして単なる勘違いや記憶違いであることが多い。 攻命型(孔明型/公明型) こうめいがた 攻撃命中を重視し倒される前に倒すのを目的にした型。「こう」げき・「めい」ちゅう。メギン使用のため回避・防御を10まで上げているものがほとんどである。 琴 こと メインウェポン『オルフェウス』のこと。防御不能の効果を持ち、長らく音響の軽減・半減も存在しなかったため、猛威を振るっていた。 誤爆は神姫うp ごばくはしんきうぷ スレで誤爆してしまったときは、自分の神姫をうpしなければならないという神姫スレ鉄の掟。バトロンでもジオスタでもとりあえずうp! コンパネ こんぱね アーマー『FB-RP3c コンソールパネル』のこと。重量0で命中と索敵を上げられるので、お守りとして付けられる。 コンマイ こんまい コナミの蔑称あるいは愛称。“KONAMI”の“M”と“A”を入れ替えるとKONMAI。あるアーケードゲームでコナミ自らが誤植してしまったことから定着した。 上へ戻る 「用語・略語 か行」を編集 さ 項目 読み 意味 西園寺 さいおんじ 1.WF'08の黒幕、「西園寺輝彦」のこと。→詳細神姫を道具としかみていないその性格から、神姫への愛情が足りないオーナーへの揶揄として「西園寺乙」などとネタにされる。イベント中の台詞から悪いオーナーの代表格とされる。2.「西園寺輝彦」の子、「西園寺彩音」のこと。ポイントバトル「西園寺からの挑戦状」に違法改造神姫を持ち込んで初登場。一人称は「僕」だが、いまのところ性別は不詳。紳士淑女の間ではボクっ娘ということにされている。 在庫様 ざいこさま 白子の別名。白子砲を在庫砲とも呼ぶ。第一弾発売時、黒子が凄い勢いで売れていく一方、白子が売れ残っていたことから、こう呼ばれた。白子オーナーにとっては気持ちいい呼び名であるはずでないのはもちろん、ふたば虹裏では通称として定着しており、2ちゃんねるに向こうのモノを持ち込むと荒れやすい傾向もあるため、利用は避けること。 サイフォス さいふぉす 第3弾神姫、騎士型MMSサイフォス。騎士子の愛称で呼ばれる。名前の由来はギリシャ語で「剣」という意味。 サマフェス さまふぇす 期間限定イベント『サマーフェスタ』のこと。 皿 さら メインウェポン『フライングソーサー』のこと。早いうちに達成出来る累計10敗のアチ褒賞ではあるが、全武器でトップレベルの命中率、準備・硬直の短さ、射程の広さを誇る。 皿味噌/皿ミソ さらみそ 皿+ミソの追加攻撃スキルを中心に戦うタイプを指す。上記の皿の特性を活かして高確率で先手を当て、ミサイルで高威力の追撃を行う。一時は杖ミソに取って代わられたが、必中攻撃による追加攻撃が不能になり、復権した。 サラチル さらちる スキル『サラマンダーチルドレン』の略。 椎茸 しいたけ アーマー『シイタケ・シールド』のこと。大量につけている神姫はマタンゴと呼ばれる。 ジェダイ じぇだい 縛ロンドの一種。攻撃はライトセーバーのみに制限される。スキルは使用可能だが、打撃Dダウンや防御スキルは禁止・制限、アーマーも軽装が推奨される。元ネタは無論、映画「スター・ウォーズ」シリーズでライトセイバーを振り回す「ジェダイの騎士」達。メインウェポン『ダブルレイブレード』入手のため、時折オフィでもこれに近い装備が見受けられる。 ジェムバレ じぇむばれ メインウェポン『ジェムバレット』のこと。直訳すると宝石(GEM)小銃(BULLET)。パレット(palette)ではない。 七支刀 しちしとう メインウェポン『セブンエッジ』のこと。「七支刀」は実在するが、実際は武器ではなく儀式的に利用されたものだと考えられている。装備するために回避レベルを30も要求するのは、やはりアレを意識しているのだろうか。 疾風怒濤 しっぷうどとう メインウエポン『ロケット砲“シュトルム・ウント・ドラング”』のこと。独語であるシュトルム・ウント・ドラングの和訳から来ている。スキル『疾風迅雷』と勘違いしないように注意。 縛ロンド しばりろんど/しばろんど しばしば2chのスレで開催されるネタバトルの呼称。ティールームでの指名バトルやマイ神姫バトルがなかった時代、スレで「こんな装備でClassEXでバトルしようぜ!」と呼びかけてバトルされていたことが起源である。 ジャーナル じゃーなる 1.公式サイトの神姫NETジャーナルのこと。デフォルメされたキャラが進行を務めているが、情報源としては侮れない。2.ミッション「ジャーナルからの挑戦状」各種のこと。こちらもAI矯正、アチ稼ぎのために役立つ。 しゃいにんわー しゃいにんわー 武装神姫第2弾OPソング「Into the Shining World」の歌いだしの歌詞。プレイヤーに強烈なインパクト(?)を与える。間垣パパンのこの日記のタイトルから広まった。なぜか08/09/12のメンテナンスで音質が変更された新ムービーに差し替えられ、08/10/30のメンテナンスからは、タイトル画面でしばらく待たないと流れないようになってしまった。 ジュビジー じゅびじー 第4弾神姫、種子型MMSジュビジー。種子の愛称で呼ばれる。ヤンデレ属性保持の噂がちらほらと。 シュミ しゅみ 「バトルシミュレータ」の誤字、または趣味全開の格好でシミュレータ戦を行うことなどの総称。シミュレータが「シミュ」ではなく「シュミ」と間違えて呼ばれることや、同バトルステージで趣味全開の格好をさせて戦うことなどが混ざって、趣味×シミュ=シュミと呼ばれるようになった。 シュメ子/シュメたん しゅめこ/しゅめたん 蝶型シュメッターリングのこと。 シュメッターリング しゅめったーりんぐ 第7弾(EXウェポンセット)神姫、蝶型MMSシュメッターリング。ジャーナルでもネタにされたがアイドル型ではない。蝶子やシュメたんの愛称で呼ばれる。名前の由来はドイツ語で「蝶」という意味。その魔法幼女的な外見から、一部の紳士から絶大な人気を得た。アナーキーなバトルモードを引っ提げバトロンに参戦し、2038年の世界にネタと混沌をもたらした。 純正 じゅんせい 同じセットに所属するコアと素体によるセットアップのこと。広義には武装も同セットで揃えることも含む。大体の場合、コアのAI傾向と素体・武装の性能がマッチしているなど、同じフルセットに入っている以上の理由もあり、これによるセットアップは推奨されやすい。見た目も良いという理由もあるが、かといって純正以外のセットアップをキメラと呼ぶのは良くない。 ジョイント じょいんと アーマーやアクセサリーなどのパーツを接続できる箇所。同義語は「HP」。装備箇所を「ショルダー」などのカテゴリ名で限定するパーツが存在するため、アーマーによって増設されたジョイントは「汎用ジョイント」とも呼ばれる。例外は「アセンブル」。 小ミサイル/小ミサ/小ミソ しょうみさいる/しょうみさ/しょうみそ サブウェポン『“スティレット”小型ミサイル』のこと。スチレ、スティレとも呼ばれる。 触手 しょくしゅ アクセサリ・テイル『ドラゴンテイル』のこと。黒、銀の色違いもある。その外見と可動部の多さから、北斎もびっくりのSSが多数うpされることになった。ドラゴンウイングと組み合わせることでスキル『ドラゴンテイルストライク』を発動でき、バトルでの実用性も申し分ない。 汁 じる CSC『ジルコン』のこと。 ジルダリア じるだりあ 第4弾神姫、花型MMSジルダリア。花子の愛称で呼ばれる。神姫にしてはやや変わった性格をしており、オーナーに対してもからかったり茶化したりするような言動が目立つため、評価が分かれる娘である。 白アーク しろあーく 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画として期間限定で受注生産された白いアーク(アークst)のこと。ちなみにstとは、ストラダーレ(stradale)の略で、「ストリート」を指すイタリア語。転じてレーシングマシンの公道仕様であることを示す。 白イーダ しろいーだ 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画として期間限定で受注生産された白いイーダ(イーダst)のこと。詳細は白アークを参照。 白エレ しろえれ コアとセットになっていないオンラインオリジナル素体、エレガンスホワイトのこと。LP、SPがバランスよく高くて育てやすい素体。 白黒子 しろくろこ 電撃ホビーマガジンとのコラボレーション企画として期間限定で受注生産された白いストラーフ(ストラーフW)のこと。また、コナミスタイル限定販売された「ストラーフ bis リペイントVer.」はコアは通常の白黒子と共通だが素体のペイントが異なるため、ノーマル黒子とは違い性能の異なる別固体扱いとなった。 白子 しろこ/しらこ 天使型アーンヴァルのこと。フィギュア発売当初、天使型アーンヴァルって長すぎ→白い子→白子、という流れで名付けられ、以降の「○子」という愛称をテンプレ化させた。フィギュアではリメイクされたアーンヴァル トランシェ2を新白子とも呼ぶが、バトロンではパワーアップした同一個体扱いなので特に区別されない。 白子砲 しろこほう/しらこほう メインウェポン『GEモデルLC3レーザーライフル』のこと。白子砲のスキル『ハイパーブラスト』は超白子砲やハイブラと呼ばれる。 白子病 しろこびょう 回り込み・移動をせずその場で準備の早い武器での即攻撃を延々と続ける事。「回避して隙を狙え」指示を使い続けるとなるとされている。「ガードして耐えろ」の回避版と考えられるが、まったく回り込みをしないと考えると1種のバグという説がある。他の指示を使い続けることにより症状の改善は可能。名の由来は初期の回避型の大半を占めた天使型がその状態になりやすかったため。 白羽 しろはね リアパーツ『白き翼』、およびそのスキル『ホーリーフェザー』のこと。 白羽型 しろはねがた 高いLPと白羽や角の回復効果を持った防御スキルで生存力を高める戦い方のこと。同系で当たると、引き分けに終わる場合が多い。白羽子と呼ばれることもある。 白忍子 しろにんこ 忍者型ミズキのこと。逆にタイピングが長くなるのであまり使われない。 神姫破産 しんきはさん 神姫のために金を使いすぎて貧乏になること。発祥はおもちゃ板の神姫スレ。神姫破産した際はエアパスタを食べることが最良とされる。 新スナ/新スナイポ しんすな/しんすないぽ メインウェポン『SR108 スナイパーライフル』のこと。『MSR-22 スナイパーライフル』と区別するためにこう呼ばれる。ちなみにスナイポは命中が高く、硬直が短くて使いやすい。対して新スナイポは威力が高くてダウン値が高い。 推定命中 すいていめいちゅう バトルロンドの中でも当てにならないものの一つ。100%ですら信用できないのはどういう事か。あくまで推定で、回避行動をとられれば実際の命中率は変動してしまう。詳細は戦闘システム等を参照。神姫の得意武器、苦手武器等を知るための指針としても活躍する。猫子会議で決められていると言う都市伝説が囁かれている。 スーパーノア すーぱーのあ ミッション『シークレットI:ノアの逆襲』とほぼ同時期にExシミュに降臨した、魔王と化したノア。スパノアとも。Lv200にしてLP6k/SP1.6kを持つ(ジャーナルver1第33回)など、あらゆる内部数値が高レベルに設定されている。NPCではなく、社員「武装淑女」が動かしており、武装も彼女(?)によって適宜調整されていて、その時々の「旬」の装備を持っていることがある。最初のぷちモアイ配布者(感染源)。SF'08には『さらにパワーアップしました』としてレアミッションターゲットとして参加した。(こちらはNPC)2周年感謝祭では淑女以外のスタッフにも数体配備され、他スタッフ神姫と共にダンボールアーマー 胸を装備して出撃している。 スチレ/スティレ すちれ/すてぃれ サブウェポン『“スティレット”小型ミサイル』のこと。 ずっと俺のターン ずっとおれのたーん 相手の攻撃射程外位置のキープやスタン・ダウンの連続により、一方的に攻撃し続ける戦況のこと。極めて有利な状態だが、戦局をひっくり返されると悔しさ倍増。「対ダウンの低い相手にバルムン、チーグル」や「AS白子砲、AS疾風怒濤」などが代表的。前者はバルムンクの性能を示す例として、後者は移動スキルの強さを示す例としても分かりやすい。対策は怠らないようにしよう。 ステゴロ すてごろ 素手による戦い(決闘・喧嘩)のこと。持たされている武器を無視して神姫が素手で殴りに行くことや、AIにそのような癖が残ってしまった状態を指す。死語となったかと思われたが、いつのアップデートの時代にも突然ステゴロ癖を発症させる神姫がいる模様。密着状態を生み出すためにあえて武装を持たせず、ステゴロさせる場合もある。犬鎧、猫鎧の素手攻撃や、中華コーディネートによって強化版などのバリエーションがある。 ステブロ すてぶろ スキル『ステディプロテクション』の略称だが、『ステディブロテクション』や『ステディブロック』、はたまた『ステディブロウ』といった異なる言葉の略である可能性もあるので、実際の意味は文脈から判断する必要がある。 ステプロ すてぷろ スキル『ステディプロテクション』の略。盾スキルともいう。 ストラーフ すとらーふ 第1弾神姫、悪魔型MMSストラーフ。通常カラーは黒子、リペイントモデルは白黒子の愛称で呼ばれる。名前の由来はロシア語で「恐怖」という意味。なお、フィギュアでは武装パーツが追加された新モデル「悪魔型ストラーフ bis」が発売されたが、オンラインでは既存のストラーフがパワーアップした形となった。ただしリペイント版は別扱い。 スナイポ すないぽ →『旧スナ』参照 先生 せんせい 1・ミッションの対戦相手全般の敬称。主に神姫技能試験のパシュミナ先生。2・トレーニングの対戦相手、MMS NAKEDのこと。転じてイリーガル NAKED、オートガーディアン、プロテクターなどにも使われる。いずれもミッションやトレーニングで稽古を付けてくれることが由来。○○先生、と名前のあとに付けて使われる。 素体 そたい 神姫のボディ(胴体+手足)部分を指す。このゲームでは、ヘッド(頭部)パーツはコアと呼ばれる別のパーツとして扱われる。 ゼルノグラード ぜるのぐらーど 第8弾(EXウェポンセット)神姫、火器型MMSゼルノグラード。火器子やぜるのんの愛称で呼ばれる。名前の由来はロシア軍の部隊名から。 ぜるのん/ゼルノン ぜるのん 火器型ゼルノグラードのこと。 上へ戻る 「用語・略語 さ行」を編集 た 項目 読み 意味 大ミサイル/大ミサ/大ミソ だいみさいる/だいみさ/だいみそ メインウェポン『“ハルバード”大型ミサイル』のこと。時々、『“カッツバルゲル”中型ミサイル』を指して大ミサイルと言う人もいるが、これは『“ハルバード”大型ミサイル』がミサイル3種のうち唯一のメインウェポンであり、どちらかというと趣味装備に分類されるが故にあまり使用される機会のない影の薄さからくる誤解である。 ダイヤ だいや CSC『ダイヤモンド』の略称およびそれを使用された神姫の総称。多大なマイナス補正の可能性と引き換えにレベル上限を大きく引き上げる効果があり、成長限界がLv200~300台となる。→330かつてはCSCの中でもトップクラスの入手難度で殆ど見かけることは無く、初開催イベント「イリーガル・レプリカ迎撃指令」では高レベルターゲット相手に多くのオーナーが苦戦を強いられていたが、イベント終了後の報酬や、CSC交換の実装により入手が容易になったことで育成するオーナーが増えた。このため、S・EXクラスではダイヤとそうでない神姫とで、レベル差マッチを強いられる可能性がある。 宝島 たからじま イベントミッション「ドッキドキ・トレジャーアイランド」および、その中のステージ。SF'08のイベントとして初登場した。また、2009.2.26から常設のミッションとして再登場し、育成やアイテム収集の場として親しまれた。その後、2009.6.18からの期間限定ミッション「極秘ファイルを入手せよ!」を経て、2009.6.29に消滅した。 ダクスラ だくすら スキル『ダークスラッシャー』(DS)のこと。 盾 たて 片腕に装備するアセンブル装備のこと。以前はFATE盾のことを指していた。「AB盾」「花盾」など、「盾」の前に「シールド以外の単語(を略したり訳した単語)」を付けて呼ばれる。一方で「半減盾」という付属スキルそのままの呼び方、「まな板」「カルテ」という「盾」のつかない呼び方もある。 盾型 たてがた 全身盾まみれだったりムカデのようにFATE盾をつなげているような神姫のこと。現在では他の武装パーツの性能の向上とともにFATE盾を複数つける意味が薄くなり、全くと言っていいほど見かけない。装備の方向性からマタンゴがこれの後継・派生に近い。 狸 たぬき 1.砲台型フォートブラッグのこと。特にアクセリー『まるみみ』と『しましまテイル』を装備しているもの。その浅黒系の肌とたれ目がちな外見から、もっともそれらのアクセサリが似合うとされている。2.「リス型」ポモックのこと。茶と白のカラーリングや丸っこい顔が、すごく…狸です…。 種子 たねこ 種型ジュビジーのこと。(しゅしとは読まない) ダンボール だんぼーる そのままずばり、アーマー『ダンボールアーマー』シリーズのこと。拘りあるダンボールの質感と、防御1のステータスを共通して持つ。2周年感謝祭(2009年4月)に「胸」が登場、シリーズ化を予感させる表記に期待が寄せられた。その後、「極秘ファイルを入手せよ!」(2009年6月)に「腕」、3周年感謝祭(2010年4月)に「脚」、2010年7月に「腰」が登場。今後の更なるシリーズ化はあるのだろうか。マジックで書いたような「MMS」の文字の元ネタは、外国人のガン○ムのコスプレ(参照元)。 ヂェリカン ぢぇりかん バトルロンド上ではメインウェポンに分類される『ヂェリカン』各種のこと。「ジェリカン」ではない。神姫用添加剤「ヂェリー」を封入したボトルで、直接神姫の口から摂取することで効果を発揮する。詳細はアークとイーダのデザイナーであるCHOCO氏のホームページの2008年2月9日の日記を参照。 チゲ ちげ メインウェポン『GA4“チーグル”アームパーツ』のこと。 ちなみに「建機型神姫」は神姫ショップで買えるからなよろしく頼むぜ! ちなみにけんきがたしんきはしんきしょっぷでかえるからなよろしくたのむぜ! SF'09にて、8/18のメンテから解体屋を始めたジャーナルの一員のリョーコが、店を出る際にかけてくるセリフ。2周年感謝祭以降、レア神姫っぷりをいじられ続けているのを気にしているのか(本編では気づいていない様子だが)、あまりにも唐突かつ悲壮感の漂うセリフだったので、瞬く間に紳士淑女の間に広まっていき、このままテンプレに定着しそうな勢いである。ちなみに「建機型神姫」は神姫ショップ以外でも買えるからな、よろしく頼むぜ! 茶室 ちゃしつ ティールームのこと。 中ミサイル/中ミサ/中ミソ ちゅうみさいる/ちゅうみさ/ちゅうみそ サブウェポン『“カッツバルゲル”中型ミサイル』のこと。 調教 ちょうきょう 神姫育成で重要なことの一つ。AIの育成のためにミッションを利用して教育すること。道場や、AI変え、AS調教などを指す。 蝶子 ちょうこ 蝶型シュメッターリングのこと。 超白子砲 ちょうしろこほう スキル『ハイパーブラスト』のこと。Hyper(超)な白子砲のスキルだから超白子砲。 ちょっとコンビニ行って来る ちょっとこんびにいってくる 武装紳士がこの呪文を唱えると、財布の中身がなぜか未使用のウェブマネーになる。いくつかあるランクのうち高ランクのものを乱発すると神姫破産の引き金になる。ご利用は計画的に。 ツインビー ついんびー メインウェポン『ツインビームガン』のこと。見た目がそのまんま。ウィンターフェスタで姉妹品?『ウインビームガン』が登場。グローバルアチーブメントは達成できなかったが、GEM交換で入手可能になった。ゲーム中のツインビー ウィンビーと同様、2つそろうと合体攻撃を使うことが出来る。ちなみに横に並べて発射するため、ファイヤー攻撃と思われる。(縦に並べるとスター攻撃) 杖 つえ メインウェポン『マジカルステッキ』のこと。 杖子 つえこ 杖を主力武装にした攻撃特化型神姫のこと。杖の必中効果を利用した、高攻撃低命中のステータスが特徴。杖だけで戦うのが理想の杖子という見方もあるが、実際には相手に応じて素手などを副兵装として戦うタイプも多い。 杖ミソ つえみそ 必中効果を持つ杖をトリガーに、追撃スキルでミサイルを打ち込む戦い方。遠距離回避型には頭の痛い戦法だったが、必中効果の武器に追撃不可の制限が加わったので成立しなくなった。なお、コメットコリジョン(付属の攻撃スキル)からは追撃可能。 ツガル つがる 第3弾(EXウェポンセット)神姫、サンタ型MMSツガル。漢字で津軽と呼ばれることが多い。リペイントモデルもそのまま青津軽と呼ばれる。ツガルは元々ビートマニアの同名キャラクターを神姫化したもの。 角 つの アクセサリー『ユニホーン』のこと。 角銃/角ライフル つのじゅう/つのらいふる ツガルのメインウェポン『ホーンスナイパーライフル』の事。更に略されて「角」とだけ言われる場合も。角との区別は前後の文で判断を。 爪 つめ メインウェポン『研爪「ヤンチャオ」』のこと。 釣堀 つりぼり バトルロンド一周年記念キャンペーン時の魚拓ランキングのためにティールームで開かれた釣り(スキル『キャッチアンドリリース』)のためのテーブルのこと。大物を釣るためにはディープシーかボルケーノがいいということで期間中は大勢の人が集まった。アチーブメントの達成のために大物を釣る必要があるので、いまでもたまに開かれている。バトルルールをSP消費半分、近距離攻撃禁止、打撃武器禁止、COOLに勝利にすると、より効率的に釣堀を運営できる。 ティグリース てぃぐりーす 第6弾神姫、寅型MMSティグリース。寅子の愛称で呼ばれる。名前の由来はラテン語で「虎」の意味。丑子が食べられる側ならこちらは食べる側。 ディゾナンス/ディゾ でぃぞなんす/でぃぞ コーディネートが異なる武装を3種以上装備している状態のこと。能力値にペナルティが課される。不協和音、の意。この状態の神姫を「ディゾってる」とか「ディゾらせた」などと言う。 デッキ でっき 「武装セット」の別称。非公式用語。英表記では"Deck"となるため「デック」でも間違いではないが、あまり使われていない。カードゲーム用語では、ゲームをプレイできる状態に調整されたカードの一束(山札)を指す。あまりメジャーではないが、同義語には「アセンブル(アセン)」がある。同じカードゲーム由来の用語には「メタ」がある。 デモクロ でもくろ スキル『デモニッシュクロー』の略。 テュアロア てゅあろあ スキル『ガルガンテュアロア』のこと。武器名(『ソード・オブ・ガルガンテュア』→ガルガン)と区別するために、稀にこう呼ばれることがある。なお正しい区切りは「ガルガンテュア・ロア(ガルガンテュアの咆哮)」と思われる。 天使型あーんばるがいいと思うわ てんしがたあーんばるがいいとおもうわ かつて公式サイトで配信された「武装神姫RADIO RONDO」内での天使型あーんばるの中の人扮する阿澄先生による名台詞。(第14回の24分48秒辺り)「あーんばるがいいとおもうわ、天使型あーんばるがいいと思うわ!」と繰り返して強調して使う。どの神姫を選べばいいか迷っている人達の所に一押しをすべく現れる。あすみん先生自重してください。 道場 どうじょう AIを育成するために行うミッションバトルのこと。主にミッション『技能試験/ClassC1』(俗称、パシュミナ道場)のことを指す。道場でAIを育成することを「道場に通う」とも言う。また、SF'09ではベガ道場が開設され、期間中はハンコを求めて多くのオーナーが足繁く通った。 特化 とっか/とくか 特定の能力だけを異常に成長させた神姫のこと。相性の良い武装やBMが無ければ実戦での運用が難しい。また、それでも最低限必要なバランスを取らなければ貧弱。例として攻撃に特化した『杖子』や、SPの特化型が実用度が高い。 ドラクラ どらくら スキル『ドラゴンクラッシャー』の略。スレの流れを切るときにも使用される。使用例は「話の流れをドラゴンクラッシャー」など。 寅子 とらこ 寅型ティグリースのこと。丑型ウィトゥルースと合わせて丑寅=鬼門を指すため、「虎」とは呼ばない。 トランプ とらんぷ メインウェポン『エーススラッシャー』のこと。スキルもズバリ『エースのフォーカード』。 トリガー とりがー 特殊な条件下でのみ発動するスキルの引き金(トリガー)とするための武装。基本として反撃スキル用の「反撃トリガー」と追加攻撃スキル用の「追撃トリガー」の2つ。前者は準備が短く硬直の長い武器、後者は命中が高くHit数の多い武器がよく選ばれる。 鳥子 とりこ セイレーン型エウクランテのこと。鳥子本人は「鳥じゃなくてセイレーン型!」と否定する。 ドリドリ どりどり スキル『ふぁいなるドリドリあたっく』のこと。武装神姫2036のあの技を使わせろ!という猫子好き紳士たちの願いにより実装された。遠距離攻撃のため、『スーパーねこパンチ』を発動してしまい、泣きを見る紳士が多い。 ドリル どりる メインウェポン『旋牙「シャンヤ」』のこと。 弗子 どるこ イルカ型ヴァッフェドルフィンのこと。 上へ戻る 「用語・略語 た行」を編集 な 項目 読み 意味 殴ロンド なぐろんど 縛ロンドの一種。素手またはパンチンググローブのみで戦う縛ロンド。スキルは使用可能だが、打撃Dダウンや防御スキルは禁止・制限される。アーマーは腰部と脚部のみ等軽装に限定される。 夏フェス なつふぇす 期間限定イベント『サマーフェスタ』のこと。 肉切り包丁 にくきりぼうちょう メインウェポン『スクラマサクス』のこと。万能包丁のことではない。 二十手 にじって/にじゅって メインウェポン『十手』の二刀流のこと。 日輪 にちりん リアパーツ「日輪光背(こうはい)」のこと。優秀な対ダウン、対スタン装備として低クラス時には重宝する。 忍鎌 にんかま メインウェポン『忍刃鎌“散梅”』のこと。 忍子 にんこ/しのびこ/しのぶこ 忍者型フブキのこと。 人参 にんじん かつては『エクステンドブースター#1or#2』を指していた。しかしそのものずばりの『キャロットブースター』が追加されたので、この呼称はそちらを指すことが多くなった。 ねこキック/ぬこキック ねこきっく/ぬこきっく スキル『スーパーねこキック』のこと。 猫子 ねここ/ねこ 猫型マオチャオのこと。 猫目/猫目石 ねこめいし/ねこめ CSC『キャッツアイ』のこと。 猫鎧 ねこよろい アーマー『争上衣「ツェンシャンイー」』のこと。猫アーマーとも言う。 ねじりん棒 ねじりんぼう メインウェポン『グラースプアイビー』のこと。ねじれたツタのような外見から。高いスタン性能にスタン効果付きのスキル『フラクシャスバインド』を備え、外見的にも性能的にも人気の武器。 ノアくじ のあくじ ミッション『ジャーナルからの挑戦状Ⅴ』のこと。ダイヤを含めたレアCSCの出るアチーブメントが達成しやすいことから。あまりの流行っぷりに、最近はくじ扱いに疲れたノアが逆襲してきたりもするようだ。 ノアにアイゼン のあにあいぜん 35HITアチ達成のための合言葉。 上へ戻る 「用語・略語 な行」を編集 は 項目 読み 意味 パーフェクトソルジャー ぱーふぇくとそるじゃー 打撃・射撃・投擲の3つのダメージダウン(軽減)を完備した神姫のこと。以前はマオチャオとハウリンの2体だけで実現できた。現在は装備の充実によって、三種軽減は以前より容易に達成できる一方、魔術・音響のダメージダウンとディゾナンスが追加されたため、「パーフェクト」と呼べるほど完備することはほとんど無い。 配布 はいふ 対戦相手のアチーブメントの達成のために、オフィ・シミュに出撃すること。「○○を装備した神姫に勝利する」や「○○の状態で勝利する」といった、相手神姫によって達成条件が大きく左右されるアチを「配布」する。基本的に個人戦のバトロンにおいて数少ない協力の場であり、新しいアチが追加された直後は盛り上がる。特にプチモアイの配布は所有者数が速報されたため、感染拡大と呼ばれ、語り草になっている。 ハイブラ はいぶら スキル『ハイパーブラスト』の略。超白子砲とも呼ばれる。 パイル ぱいる メインウェポン『“シェルブレイク”パイルバンカー』のこと。 ハウサン はうさん スキル『ハウリングサンダー』の略。 ハウリン はうりん 第2弾神姫、犬型MMSハウリン。犬子の愛称で呼ばれる。リペイントモデルの凛は水犬と呼ばれる。名前の由来はハウリンは「吼凛」の中国読み……ではなく、「howling(ハウリング:咆哮)」の当て字と思われる。猫型マオチャオとセットでまおりんとも。 パシュミナ先生 ぱしゅみなせんせい ミッション『神姫技能試験/ClassC1』の対戦相手を指す。初期のAI育成から、アチ稼ぎまで担うミッション界のアイドル。あまりに先生として頼られすぎたせいか、ついに課外授業を行い始めた。 パシュミナ道場 ぱしゅみなどうじょう ミッション『神姫技能試験/ClassC1』のこと。新人神姫達のAI育成と距離熟練向上を一手に引き受ける登竜門である。 バトマス ばとます PSPソフト「武装神姫 BATTLE MASTERS(バトルマスターズ)」のこと。バトロンとはジャンルが大きく異なりアクションゲームとなっている。ただし完全に無関係というわけではなく、特別版に同梱されるフィギュア「アーンヴァルMk.2」「ストラーフMk.2」は、こちらでも使用可能であり、「バトルマスターズ」の名を冠したチームミッションも用意されている。また起用されている声優も同じで、バトルロンドから輸入されたパーツも散見される。詳しいゲーム内容についてはリンクへ。「BATTLE RONDO(バトルロンド、バトロン、BR)」に倣って「バトマス」「BM」と略されるが、後者は既にバトルモードの略称とされているため、バトマスと呼ばれる方が(バトロンスレでは)多い。 パティポモ ぱてぃぽも フェレット型パーティオとリス型ポモックの2体を同時に指す言葉。ケモテック製は2体セットで呼ばれることが多い? 花子 はなこ 花型ジルダリアのこと。 はなれるんらから!/はなれれるんららら! はなれるんらから/はなれるんららら サンタ型津軽の後退時の台詞、「離れるんだから」の空耳ネタ。その舌足らずな発音を再現するため、全て平仮名で表記するのが通例。だから→らから/ららら、という変換ネタが一人歩きしている傾向にある。こことか。 ババア/bba ばばあ 他の神姫よりちょっと年上に見える某神姫のこと。参戦当初から最年長=bbaの例に漏れずネタにされていたが、SF'08ではRQスカート(ピンク)を持った強敵として登場したため、恨みを込めて連呼された。あまり良い言葉でないため、ローマ字で濁して表記されることが多い。何度も言っていると、そのうち君の後ろから「あらあらうふふ」とか聞こえてくるぞ!! パパン ぱぱん 素体原型・浅井真紀氏を含めた神姫デザイナー各氏の愛称。生みの親に尊敬と愛を込めてパパン。各氏とも例外なくオタク産業に貢献しており、並大抵の武装紳士が束になっても敵わない変態(親馬鹿)である。 ハブられる はぶられる オフィシャルバトルで待機人数が奇数のときに対戦相手が見つからないこと。ハブられると音が鳴って分かるようになった。 パペ/パペスリ/パペチュ ぱぺ/ぱぺすり/ぱぺちゅ スキル『パペチュアルスリープ』のこと。perpetualは「永久」の意。ダウン効果や$子での発動時専用台詞「貴官にはここで大人しくしていてもらおう」など、スキル性能の高さはもちろん、名前に沿った演出も魅力的。なお$子のスキルということで、UWS同様に潜水する。こちらもシュール。 パラソルカウンター ぱらそるかうんたー パラソルスピアの準備時間と硬直時間(準備40硬直250)をトリガーとして反撃スキル発動を狙った、カウンターの開祖にして代表的な戦法。 ハリセン はりせん メインウェポン『センス・オブ・ユーモア』のこと。 バンカー ばんかー メインウェポン『“シェルブレイク”パイルバンカー』のこと。 半減/半減盾 はんげん/はんげんたて スキル『ダメージダウンLv1』(-25%)より強力な『ダメージダウンLv2』を持つ盾のこと。-50%なので「半減盾」。要塞型、防御型の必需品。打撃ダメージダウンのAS盾と投擲ダメージダウンのAM盾が存在する。装備していれば常時発動する特殊スキルの特性上、ダイヤでは回避型でも装備可能にしていることがある。魔法ダメージダウンの魔法盾も定義上は半減盾の一種だが、こちらは回避型向けの装備制限で、防御型ではメギンのおまけのようなもの。 ピークタイム ぴーくたいむ ログイン人数が多い時間帯のこと。ログインしやすい晩御飯後から就寝までの20時~25時頃を指す。人が多いとレベル差マッチングの確率が下がるため、該当する時間帯が好まれる。 ピース(メーカー) ぴーす(めーかー) メインウェポン『“ピースビルダー”リボルバー』のこと。正式名称は“ピースビルダー”なのだが、熟練紳士にすらよく間違えられる不幸な武器。ピースメーカーとは西部劇やメタルギアシリーズでおなじみ、コルト シングルアクションアーミー(SAA)。元ネタが有名すぎるとパロディに気付いてすら貰えないという例。…だったはずだが、最近は「ピース」としか呼んでもらえない。最近『ピースブレイカー』という武器が登場したので少々ややこしくなるかもしれない。 美少女神姫オーナー びしょうじょしんきおーなー サマーフェスタイベント進行役の一人。ツンデレ口調の自称「美少女」と言う事でネタ扱いされていたが、実はGroup K2におけるミズキ開発者の一人だった。後に退社したが、その折機密文書を持ち出した事が2038年の「サイバーフロント攻略作戦」開始の引き金となる。「美少女」の神姫オーナーなのか「美少女神姫」のオーナーなのかと長年ネタにされてきたが、神姫NETジャーナルver2.0第21回のシャクティの発言によって「美少女」の神姫オーナーであると確定した(ただし自称)。 避雷針 ひらいしん ダイヤの増加以後、通常CSCで限界突破してしまった神姫をこう呼ぶようになった。ムーンストーンやブラックオパールでの限界突破はこちらには含まない。極力同レベルの神姫同士をマッチングさせるが、それ以外は余った者同士をマッチングさせると思われるシステムの関係で、Lv150帯とは噛み合い難いダイヤ神姫と限界突破神姫とでレベル差マッチでもお構い無しに組まされやすく、憐れみを込めてこう呼ばれる。またミッションやポイントバトルでも「Lv150以下」という制限があるため、総じて可哀想な目に遭っている。ただしスーパーノア(Lv200)とはマッチングしやすい…のは利点と言えるのだろうか。 ピンク ぴんく 主に髪の毛の色を指す。「ピンクにはろくな奴が居ない」なんていうように使われるがネタなので真に受けないこと。該当する神姫はジュビジー、エウクランテ、ウィトゥルース、アーク、シュメッターリング、ムルメルティア。 風林火山 ふうりんかざん 1.スキル『封輪渦斬』のこと。凝った当て字で名前をつけてもらっても、使う側は変換が面倒くさいので元ネタに戻ってしまうといういい例でもある。2.リアパーツ『風林火山』のこと。こちらはそのままズバリ。だが性能的に微妙なため、わざわざ呼ばれることも少ない。 フォートブラッグ ふぉーとぶらっぐ 第4弾(EXウェポンセット)神姫、砲台型MMSフォートブラッグ。砲子の愛称で呼ばれる。名前の由来は米国ノースカロライナ州にある米陸軍基地の名前。移動癖があり、砲台というよりは自走砲と揶揄される。 福井県 ふくいけん ふくびきチケットのこと。「ふくびきけん」の打ち間違いが広まった。さらに「ふくびきけん探し」から変化した「福井県佐賀市」という応用例もある。もちろん福井県には佐賀市はない。 復讐のジュデッカ ふくしゅうのじゅでっか 種型ジュビジーのイリーガル神姫、ジュデッカを規定回数倒すと出現するシークレットミッション、またはその対戦相手であるジュデッカのことをさす。WF 07の復讐のために登場した。ノーマル装備が黒で統一されていたり、武装に包丁があったりと、スレで定着しつつあるヤンデレ設定の影響が節々に感じられる。ノーマルジュデッカの時点でも充分強いので、劣化コピーであるレプリカ版のつもりで居ると酷い目に遭う。 ふく☆すた ふくすた 縛ロンドの一種。メイド服やチャイナ服等で戦う。神姫ショップで販売されている服系統以外のアーマー、リアパーツ、サブウェポンは禁止される。メインウェポンとスキルの使用は自由、アクセサリーとエクステンドブースターは許可される。 武士子 ぶしこ 侍型紅緒のこと。フィギュアの出来がイマイチなために批難の対象にすらなっていたこともあるが、神姫ネット版では大きくイメチェンされ、華麗なるデビューを果たした。 武装淑女 ぶそうしゅくじょ スーパーノアのオーナーで、ランクはBronze。後にSilverに上がった。早朝・深夜の時間を問わず突如として現れる神出鬼没なオーナー。まれに、誤ってオフィシャルバトルに突撃していることもあるお茶目な一面を見せる。なお、「武装紳士」のような意味合いで女性オーナーを指すこともある。 武装紳士 ぶそうしんし 1.武装神姫のオーナーの総称、つまりはスレ住人のこと。武装神姫のもじりから。公式SS中のオーナー名で使われていたため定着し、そちらが発祥元という説もある。「武装紳士」、「武装 紳士」、「ブソウシンシ」のバリエーションが存在する。2.スタッフオーナーの一人。彼が1周年記念祭で使用した丑型神姫「神撃」は別格の強さを誇り、全スタッフ神姫中、唯一圧倒的な勝率で勝ち越した。2周年記念祭にもその姿は確認されている。 プチマ ぷちま サブウェポン『プチマスィーンズ TYPE:DOG』および、『プチマスィーンズ TYPE:CAT』のこと。猫型は猫プチマ、犬型は犬プチマと呼ばれる。 ぷちモ ぷちも サブウェポン『ぷちモアイ』のこと。 不動型 ふどうがた 要塞型と同意。出来るだけ移動せずに戦闘を行うバトルスタイル。 フブキ ふぶき オンライン専用神姫、忍者型MMSフブキ。初回ログイン特典で最初に入手できる。忍子の愛称だが、何故か「フブキさん」とさん付けて呼ばれることも多い。バトルロンド1周年を記念してフィギュア化され、2007年にはリデコ版(設定上はブランチモデル)とも言うべき、忍者型ミズキも登場した。 冬フェス ふゆふぇす 期間限定イベント『ウインターフェスタ』のこと。 紅緒 べにお 第3弾神姫、侍型MMS紅緒。そのまま紅緒と呼ばれるほか、武士子、赤壁、紅諸などの数々の愛称で呼ばれる。 ベニモロ(紅諸) べにもろ 侍型紅緒の愛称(?)。某大手カメラ店の投げ売りポップで堂々と誤植されていたことが有名。緒と諸の間違いなのだろうか。 片月 へんげつ メインウェポン『クレセントムーン』のこと。 変態ゲロ吐きランチャー へんたいげろはきらんちゃー メインウェポン『光子縮退砲“被虐の女神”』のこと。これを含め、2010年10月の新商品はPSPソフト「バトルマスターズ」が初出になっているのだが、中でもこの“被虐の女神”は、縛り付けられ目隠しをされた女神が象られた強烈なデザインである。人間の口にあたる部分が発射口となっているため、発売前から早速とんでもないあだ名を付けられてしまった。 ホウキ ほうき メインウェポン『ホウキ・オブ・ザ・クリーンキーパー』のこと。メインウェポン『サイズ・オブ・ザ・グリムリーパー』をもじったギャグになっている。 防御型 ぼうぎょがた 防御Lvに多くの経験値を割り振り、相手の攻撃を防御する事で生存力を高める戦い方。 砲 ほう メインウェポンのランチャーのこと。「砲子砲」など、「砲」の前に所属モデル・シリーズを付けて呼ぶ。ただし「家電砲」は同項目を参照の通り、リアパーツ。 砲子 ほうこ 砲台型フォートブラッグのこと。 骨 ほね メインウェポン『吠莱壱式「ほうらい・いちしき」』のこと。見た目が骨の形をしているため。 上へ戻る 「用語・略語 は行」を編集 ま 項目 読み 意味 まお まお 猫型マオチャオのリペイント版のこと。電撃ホビーマガジンで第2弾デザイン担当のBLADE氏が連載する「武装神姫2036」に登場するキャラクターがリペイントVer.として登場した。フィギュアの頭部は表情や形が異なっているが、バトルロンドでのコアは通常版と同一である。故に「まお」という個体の名称よりも、水猫の方がメジャーである。 マオチャオ まおちゃお 第2弾神姫、猫型MMSマオチャオ。猫子の愛称で呼ばれる。リペイントモデルのまおは水猫と呼ばれる。名前の由来は「猫爪」の中国読み。犬型ハウリンとセットでまおりんとも呼ばれる。 まおりん まおりん 猫型マオチャオと犬型ハウリンの2体を同時に指す言葉。デザインを担当したBLADE氏がそう呼んでいる。巷では、りんまお、と呼ばれることもある。マオハウは死語。 マジョーラ まじょーら 魔法(マジック)やオーロラのように、色相を光によって変化させる日本ペイントの塗料のこと。同社の登録商標であり、由来は前述の発色に因む。武装神姫2036で「マジョーラバカ」という言葉が使われ、(マジョーラと同じくらい心ゆさぶられる程のバカの意)以来、武装神姫関連のスレでは「感動的なほど~」の意で使われている。作者BLADE氏は「仮面ライダー響鬼」のボディカラーのことを指している。 股クール またくーる 神姫の股を開いたり閉じたりして気持ちを落ち着かせること。決して卑猥な意味ではない。 マタンゴ またんご アーマー『シイタケ・シールド』を複数装備した神姫の事。人によって若干の違いはあるが大抵4個以上装備している神姫に対し使われる事が多い。他オーナーの神姫に対して使う用語ではない。場が荒れたりスルーされたりする。数回の弱体化とディゾナンスの追加により、主流からはほぼ去った。 マッシブ猫 まっしぶねこ ミッション『エクストラミッションVI:マッシブに』の相手神姫。シェシェという名前があるにもかかわらず、この呼び名のほうがよく使われる。 魔法盾 まほうたて 魔法ダメージダウンLv2を持つアーマー『マジックシールド』のこと。コナミ繋がりの某おとぎ銃士のクローバーの紋章がモデル?ちなみに魔法攻撃を受けると魔法陣が展開され、ジオラマスタジオでもこれを使用可能。 マルチ まるち アクセサリー『マルチセンサーゴーグル』のこと。多くのユーザーによって熱望されていた新型ゴーグル。そのセンサーの形や、公式の紹介でアークが装備していることから、別の「マルチ」のことも意識しているのではないかと疑われているとかいないとか。 みこーき みこーき 戦闘機型飛鳥のこと。デザインが巫女+飛行機なのでこう呼ばれることもある。 水犬 みずいぬ 犬型ハウリンのリペイント版「凛」のこと。水着ペイントの効果で水中適性が高い為。正確には湖南高校神姫研究会特製超強力耐水ペイント。 ミズキ みずき 忍者型MMSミズキ。白忍子の愛称はあまり使われず、そのまま「ミズキ」「ミズキさん」と呼ばれることが多い。フブキから派生したブランチモデルのため、外見や音声はほぼ同じの色違いモデルになっている。SF'08でラスボスとして初登場し、後にフィギュア化・データ販売も開始された。バトロンで使えるモデルは、試作型とは言語処理ロジックが異なり、わらわ言葉が特徴的。SF'08およびWF'08に登場した「ミズキ試作型」、ふくびきカウンターに居る「受付担当ミズキ」(ふくびきの人、福引の女、フクビキなどと呼ばれる)、シークレットミッションに登場する「ミズキ」は、それぞれ名前が違うことから全て別の個体である。 水猫 みずねこ 猫型マオチャオのリペイント版「まお」のこと。設定は水犬と同じ。以前は猫相手に水中ステージ(苦手)で「勝った!」と思ったら水猫だったというオチがよくあった。しかしブルマ等の実装や、そもそもの素体数の増加により、素体の判別が出来ないのも水猫に限った話ではなくなった。 味噌/ミソ みそ ミッションバトル、もしくは小ミサイルや中ミサイルのこと。前後の文脈と流れから判断する必要がある。 味噌漬け みそづけ 適正距離の修正やスキルの習得のためにミッションを何度も繰り返すこと。 緑字 みどりじ シミュレーターのマッチング時に相手が居ない場合に呼び出される、名前が緑色のNPCのこと。その時点でログインしていないプレイヤーのデータを借りている。 無課金 むかきん バトルロンドをお金をかけないで楽しむこと。また、縛りプレイの一種。フィギュア課金を含むか含まないかで議論になることがあるが、含まないことが一般的。アチ装備、GEM装備も無課金忍子で揃えるのが通。 虫足 むしあし アーマー『インセクティア・ブートギミック』のこと。 虫腰 むしこし アーマー『インセクティア・ウエストギミック』のこと。 虫羽 むしはね リアパーツ『インセクティア・リアギミック』のこと。同じ虫モチーフのリアパーツ『グラスパピヨン』のことではない。 夢魔子 むまこ 悪魔夢魔型ヴァローナのこと。軽黒子とも呼ばれる。 ムラクモ むらくも メインウェポン『天叢雲剣』のこと。読みはアマ(アメ)ノムラクモノツルギ。「むらくも」で変換しても出ないせいか、こう表記されることがある。なお「叢」は「くさむら」で変換出来る。 ムル子/ムルチー むるこ/むるちー 戦車型ムルメルティアのこと。 ムルメルティア むるめるてぃあ 第8弾神姫、戦車型MMSムルメルティア。ムル子、ムルチーの愛称で呼ばれる。名前の由来はドイツ語でリス科の「マーモット」より。 命中会議 めいちゅうかいぎ 誰かが2chバトロンスレにて「命中回避」を「命中会議」と誤って記載・投稿、ニュアンスが受けてAA、派生AAが即時作られた。→AA倉庫また、命中率10%の攻撃が連続ヒットしたりする気まぐれで読めない命中判定を揶揄して、「六体の猫子による命中会議」などと例えられる。 メギン めぎん アーマー『メギンギョルド』(旧名、メギンギョルドベルト)のこと。 メタ めた 時々の流行を分析して対抗すること。類義語は「アンチ」。元々は「高次の(な)~」などを意味する接頭語であり、本来の用法としては「メタゲーム」のように使うのが正しいが、「メタ」と略したり、動詞化して「メタる」といった形でも使われる。「デッキ」と同様にカードゲーム用語からの影響を受けているのか、時折この表現も見かけられる。 メッキ めっき ミッションやイベント等で繰り返しアチを達成していると簡単にオーナーグレードが上がるため、グレードと実力が釣り合わなくなり、安っぽくて脆い「お飾り」になってしまったことを指す。上辺のごまかしを「メッキ」、ごまかしが効かなくなり本性が現れることを「~が剥がれる」と呼び、またグレード自体が金属の名前を冠しており、語感も良いために定着したと思われる。相手を指す言葉としては好ましくないため、自虐ネタとして用いられることのほうが多い。 モナーテ もなーて アクセサリー『モナーテ・LRSSゴーグル』のこと。以前は、ゴーグルと呼ばれていた。代替のない有効な武装であったため装備している神姫も多く、それゆえに忌避される武装だったが、マルチセンサーゴーグルの実装により、使用用途によって使い分けられるようになった。 上へ戻る 「用語・略語 ま行」を編集 や 項目 読み 意味 要塞 ようさい 移動を行わず、隙の少ない武器で戦う神姫のこと。育成が難しかったが、「移動を控えて」指示の登場のおかげで簡単になった。そしてまた一転、距離適正の仕様が変わったため難しくなった。 ヤンデレ やんでれ 一途に想いすぎるあまり依存心が満たせなくなり、精神的に病んでしまった状態。監禁や調教、果ては殺害にまで至り、かつそれらの行動が悪であることに無自覚という極まった異常性が特徴。何体かの神姫がこの属性を持っているとまことしやかに噂されているが、種型ジュビジーは自身のセリフの裏返しとして真に迫っている。なかにだれもいませんよ的なヤンデレブーム時、ブレザー服や包丁と合わせてスレ内で流行り、SSが多数作成された。後日、黒ブレザーに包丁二刀流の種子が現れたり、WF 08のチーム戦の台詞がそれっぽかったりと公式でも徐々にその兆しを見せている。いいのかコンマイ。 上へ戻る 「用語・略語 や行」を編集 ら 項目 読み 意味 ライトン らいとん メインウェポン『ライトトンファー』のこと。 ラブボム/ラブボン らぶぼむ/らぶぼん メインウェポン『ラブラブボンバー』のこと。 リストア りすとあ CSCリストアのこと。成長限界達成・100戦消化で実行可能になる。神姫を初期状態、ClassCのLv0に戻し、やり直すことができる。親密度を引継ぐので大幅に育成しやすくなり、2周目が本番と言われることもある。通常のリストアはCSCによる補正効果も維持されるが、リストア時に「CSCリアクター」(別売消費アイテム)を使うことで、センスや成長限界値の再抽選を行うことができる。セットアップしたCSCを入れ替えたい場合は、神姫をリセットするしかない。 リセット りせっと 神姫を初期化し、コア・素体・CSCに分解してしまうこと。神姫にとっては死と同義。オーナーと神姫との親密度が高いほど、神姫がオーナーに対して考え直しを強く嘆願してくるため、一部のオーナーにとってはSクラス達成よりもはるかに高い壁であり、時折リセットシーンがトラウマとなるオーナーもいるほどである。リセットを中止しても、リセットを思い立った時点で親密度がやや下がるという報告がある。先に確かめておきたい、自分ではできないけど見てみたい、という人はネタバレ注意 セリフ集へ。→リストア リップル りっぷる ミッション『エキストラミッションⅩⅥ ファッションショー』の対戦相手のこと。SF 08で記録的な被撃破数を記録し、大方の予想通り、シークレットミッションⅤ(5)で大きな波に乗って再びやってきた。リップル(ripple)は、さざ波、小波を表す。「さざなみじゃ物足りないんだよね?」とはそういうこと。エキストラミッションのオーナー「ミッソー」は同コナミ社「グラディウス」シリーズなどで「ミサイル」の空耳として有名。(バトロンのミッソー、ミソもこれに由縁する)リップルも同シリーズの武装「リップルレーザー」が由来と思われる。 リペ りぺ 神姫のリペイント(再塗装)モデルのこと。フィギュア本体は電撃ホビーもしくはコナミスタイルの限定品。最近はオンライン専用(フィギュア発売未定)のリペイントモデルも登場している。バトルロンドでは別のコアユニットとして設定されていることがほとんど。リペイントモデルの神姫は「リペ」+愛称もしくは色+愛称で呼ばれる。例:黒白子、リペ犬子等。 凛 りん 犬型ハウリンの電撃ホビーマガジンオリジナルカラーVer.(リペイント版)のこと。リペ犬子、水犬などと呼ばれる。詳細は「まお」の項目を参照のこと。 りんご りんご ミッション『エキストラミッションⅩⅤ:コーディネートプラン3』の対戦相手のこと。サマーフェスタ08『真夏のサンタクロース』でも登場している。名前の由来は単純に津軽(青森)の特産物の林檎、または津軽の中の人(釘宮理恵さん)とコナミとの繋がりによるものと思われる。(他作品に同声優が演じる「りんご」というキャラがいる) レーネ れーね 第11弾神姫、戦乙女型MMSアルトレーネのこと。 レイディアント れいでぃあんと レイディアントシリーズの武装の総称。または、そのコーディネート。アーマー、リストガード、フットアーマー、リアプレートに加えて、メインウェポン「ダブルレイブレード」「ライトトンファー」「レイディアントボウ」を含む場合もある。レイディアント(radiant)とは光り輝くと言う意味。ツガルの「レインディア」と語感が似てるがそちらは「トナカイ」。 レバニラ ればにら メインウェポン『レーヴァテイン』の二刀流のこと。炒め物のレバニラのことではない。「レヴァ2」→「ればに」が似ていたために名付けられたものか。燃える剣で切り裂く様を「炒める」と称していると考えれば無理はない…? レベル差マッチ れべるさまっち オフィでレベルに大きな開きのある相手とマッチングすること。自分のレベルが下になった場合に愚痴交じりに、自分がひどく高い場合に懺悔の意を込めて使われる。後者は嫌味とも取られかねないので慎重に。関連してピークタイム、避雷針の項も参照のこと。ポイントバトルでは極力レベル差マッチでの影響力を少なくしようとする工夫が見受けられる。 上へ戻る 「用語・略語 ら行」を編集 わ 項目 読み 意味 わっか わっか 1.メインウェポン『棘輪「きょくりん」』のこと。2.アクセサリー『リング・オブ・アルクトゥルス』のこと。3.アクセサリー『エンジェルリング』のこと。4.アクセサリー『イカリング(アゲタテ) L/R』のこと。 悪いオーナーにあたったね/悪いオーナーに… わるいおーなーにあたったね 黒子の戦闘中の名セリフ。勝てないのを神姫やシステムのせいにする武装紳士にあるまじきプレイヤーへの返事に利用される。省略版はゲーム中のある場面で使用され、これも公式化されてしまった。ただ、一部のユーザーは煽りで使っており場の雰囲気を悪くするので安易に使う物ではない。 上へ戻る 「用語・略語 わ行」を編集 英語・記号など 項目 読み 意味 ABC/AB盾 えーびーしー/えーびーたて アーマー『シュタールカッツェ・ABシールド』のこと。ドイツ語で、シュタール(Stahl)は鋼、カッツェ(Katze)は猫の意。その名のとおり、表面に猫の顔のようなモールドが施されている。ABCは「ABシー(ルド)」。シールドはshieldであり、頭文字ではない。 AI変え/AI調教 えーあいがえ/えーあいちょうきょう 本来のコアユニットが好む戦闘距離やスキル使用頻度を戦闘後の神姫評価の賛否によって変えさせること。ミッションバトルで延々と繰り返すことが多い。 AM盾 えーえむたて アーマー『ユースティティア・AMシールド』のこと。「ユースティティア」はローマ神話の正義の女神。 AS えーえす スキル『エンジェリックスカイ』のこと。バトロン開始からMA実装までの半年間の唯一の移動スキル。飛鳥の実装以降移動スキル持ちの武装も増えたため出番は減ったが、全移動スキルを象徴する代名詞として使われる。 AS白子砲 えーえすしろこほう ASで急速離脱して白子砲を撃つ、という名前そのままの定番戦術の一つ。白子装備のみで実現できることと、延長線上にASハイブラがあるために有名(これを含めてAS白子砲とも呼ばれる)。杖、疾風怒濤などの他遠距離武器と持ち替えた派生型もある。 AS盾 えーえすたて アーマー『アイゼンヒンダニス・ASシールド』のこと。ドイツ語でアイゼン(Eisen)は鉄、ヒンダニス(Hindernis)は障壁の意=「鉄の障壁」。「打撃ダメージダウン」から推察するに、ASはアンチ・ストライク(Anti-Strike、対打撃)だろうか。 A子 えーこ HST型アークのこと。フィギュアの開発コードとしても使用されていた。詳しくはCHOCO氏のサイトを参照のこと。 BM びーえむ 1.バトルモードの略。→バトルモード2.PSPソフト「武装神姫BATTLEMASTERS(バトルマスターズ)」の略。だが前述のバトルモードとの混同を避けるためバトマスと呼ばれる方が(バトロンスレでは)多い。津軽の出身作「ビートマニア」もこう略されることが一応ある。 CSC しーえすしー 「コアセットアップチップ」の略。「武装神姫」の世界の設定では神姫に力を与えるパーツとされる。「バトルロンド」では神姫の基本性能や成長センスに影響を与えるとされる。作品によって若干設定の差異はあれど、宝石の名を冠する点・換装できない点は共通のようである。 DS でぃーえす スキル『ダークスラッシャー』のこと。威力・射程・隙の無さと全てにおいて高性能だが、カウンターで取られやすい弱点も。 EX落ち いーえっくすおち 神姫がClassEXになること。ClassSになるための規定勝利数を満たせなくなることを「EX落ち確定」とも。 FATE(盾) ふぇいと/ふぁて(たて) アーマー『ポラーシュテルン・FATEシールド』のこと。ドイツ語でポラーシュテルン(またはポーラシュテルン:Polar Stern)は北極星の意。 HMT えいちえむてぃー ハイマニューバトライクの略。イーダの型名。高機動三輪自動車の意。高機動とは「巧みに動かす(動かせる)」ということであり、「高速」とはやや意味合いが異なる。 HP えいちぴー 「ハードポイント(Hard Point)」の略称。「ジョイント」に同じ。ミリタリー用語では、戦闘機が兵装を選択できるように構造を強化した部分のことを指す。他のゲームでよく使われるHP(Hit Point)は、ゲーム内呼称に準じてLP(Life Point)で呼ばれることがほとんど。 HST えいちえすてぃー ハイスピードトライクの略。アークの型名。高速三輪自動車の意。 LP型 えるぴーがた 唯一の勝敗決定条件である「LPが0になる」という点に焦点を当て、高いLPを持たせた神姫のタイプ。防御力・回避力だけには頼らない、単純な高数値による耐久力が特徴。攻撃性をスキルに頼ったタイプはLPSP型と呼ばれるため、一般的にLP型と言えば攻命寄りのステータスを指す。活躍の場をミッション等に限定し、オフィシャルバトルはひたすら負け続けて育成する超LP型も存在する。 LPSP型 えるぴーえすぴーがた LP型とSP型、両方の特徴を兼ね備えた努力と忍耐による育成を受けた神姫。稀にLP型とSP型の総称として用いられることもある。 MA えむえー スキル『マッハアプローチ』のこと。バトロン開始から半年ほど経ってから実装された、AS以外で始めての移動スキル。 MMS えむえむえす 神姫に用いられているロボットの開発技術、およびその技術を用いたロボットの総称。本来は「MMS-Automaton 神姫」を略して神姫と呼んでいるが、作中の表現を見る限り、MMS=神姫と捉えて問題ない(そもそもの作品名も「武装神姫」である)。なおフィギュアでの「MMS」とは、「Multi Movable System」を略した素体の名称である。 MMS NAKED えむえむえす ねいきっど 型を持たない裸の素体のこと。コアを載せ変えないと心もない。バトルロンド内ではトレーニングの相手として登場し、クラスに応じて色が変わる(トレーニングのページを参照)。防御トレーニングでは攻撃特化でも出せない威力を叩き出すことから、実は最強なのではないかという噂がまことしやかにながれている。WFとSFにて、同一の外見を持つ「イリーガル NAKED」という敵キャラクターが登場している。 PA ぴーえー スキル『ファントムアクセル』のこと。前進のみの移動スキルだが、必要装備の『モーターユニット“バンチョーmk3”』は腿装備なので優秀なリアパーツや脚装備と併用できるのが強み。更にほとんどのBMと共存できるなど実用性はかなり高い。 PB ぴーびー ポイントバトルのこと。カタカナ表記で語呂の良い略称がないためか、公式でも英語の頭文字で略されている。またゲーム内のアイコンにも「PB」の文字が確認できる。 RD あーるでぃ スキル『ローラーダッシュ』のこと。唯一リアパーツではない移動スキルだったが、PAの登場とディゾナンスの実装で一気に日陰に追いやられたかわいそうなスキル。 root るーと WF'08のラスボスとして登場した、「全能なる者“root”」のこと。西園寺によるMMS技術の軍事転用を目的とした「次世代MMSのプロトタイプ」。神姫の武装パーツの寄せ集めの集合体で、バトルロンド初の神姫(MMS)の形をしていない敵である。次世代と言う割に、名称は現代の現行システム(UNIX)に由来している。後にシークレットミッションで再登場した。 RQ あーるきゅー アーマー『レースクイーントップス』および『レースクイーンスカート』のセットのこと。SF'08にてピンクと青が景品になるものの、中盤~終盤の強敵のドロップアイテムだったために血涙を流したオーナーもおり、この時期に「bba」が流行した一因ともいわれる。 S4U えすふぉーゆー バトルモード『ソングフォーユー』のこと。バトル中とは思えない派手な演出が見物。 SF えすえふ 夏休み期間に開催されるキャンペーン『サマーフェスタ』のこと。特別なイベントミッションやログイン特典のプレゼント、バッテリー消費半減などが行われる。2008年には『ドッキドキ・トレジャーアイランド』が開催された。2009年には『サイバーテロから街を救え!』が開催された。「サイエンスフィクション」でも「少し不思議」の略でもないので注意。→逸話 SNK えすえぬけい スキル『スーパーねこキック』のこと。某ゲーム会社は新日本企画の略。 SP型 えすぴーがた 高いMSPを持つSP特化型の神姫及び、それを活用しスキルを連打して勝負を決める戦い方のこと。 SSF えすえすえふ スキル『サンドスプラッシュフィーバー』のこと。猫プチマの方がメジャー。 Sアチ えすあち 各神姫に設定されているアチーブメント「Sクラスになる」、あるいはその達成により入手できる武装のこと。実用的なものからネタ武装までいろいろだが、これを持っていることは一つのステータスとされる。 UWS ゆーだぶりゅーえす スキル『アンダーウォーターストーク』のこと。大まかな日本語訳は「水面下からの追跡」。潜入工作が得意な$子ならではのスキルというわけである。たとえボルケーノのステージでも「潜水」するため、時にシュール。 WF だぶりゅーえふ 年末から新年にかけて開催されるキャンペーン、『ウインターフェスタ』のこと。特別なイベントミッションやログイン特典のプレゼント、バッテリー消費半減などが行われる。2007年にはバトルロンド初の大型イベント『イリーガル・レプリカ討伐指令』が、2008年には『サイバーフロント攻略作戦』行われた。バトロンスレ以外の神姫関連ではワンフェスの意味で使われることが多いので注意。→逸話 WM だぶりゅーえむ WebMoneyの略。関連して「ちょっとコンビニ行って来る」の項目も参照してほしい。 Y子 わいこ HMT型イーダのこと。フィギュアの開発コードとしても使用されていた。詳しくはCHOCO氏のサイトを参照のこと。 133ページ ひゃくさんじゅうさんぺーじ 武装神姫マスターズブックの「ヒブソウシンキ」表紙ページ。2,500円が高いとみるか安いとみるかは神姫魔道のハマり具合によるだろう。08/8/8に公式サイトで続編の掲載予告と共に、第0話として全ページを掲載された。 330 さんびゃくさんじゅう このゲームでプレイヤーが作れる最高レベル。ダイヤ3積み必須の最も遠い目標。実際に到達できる可能性はお察しください。1%にすら満たないと言われている。しかしプレミアムチケットとプレミアムトレーニングの実装により、高速で成長限界を確認し、これに満たない場合はリセットまたはリアクトし、是が非でも330を目指そうとする者も現れている。(ネットカフェの時代から同様の育成手法は存在していたが、地域格差があったため一般的とは言いがたかった)ちなみに各ステータスの最高レベルは255なので、例えば回避330神姫を育成することは不可能である。 弗子/$子 どるこ イルカ型ヴァッフェドルフィンのこと。 英→日 対応表 AS Angelic Sky エンジェリック・スカイ CSC Core Setup Chip コアセットアップチップ HMT HIGH MANEUVER TRIKE ハイマニューバトライク HP Hard Point ハードポイント HST HIGH SPEED TRIKE ハイスピードトライク MA Mach Approach マッハアプローチ PA Phantom Accelerate ファントムアクセル PB Point Battle ポイントバトル RD Roller Dash ローラーダッシュ SNK Super Neko Kick スーパーねこキック SSF Sand Splash Fever サンドスプラッシュフィーバー S4U Song For(Four→4) You(U) ソングフォーユー UWS Under Water Stalk アンダーウォーターストーク 上へ戻る 「用語・略語 英語・記号など」を編集 「用語・略語 あ行」を編集 「用語・略語 か行」を編集 「用語・略語 さ行」を編集 「用語・略語 た行」を編集 「用語・略語 な行」を編集 「用語・略語 は行」を編集 「用語・略語 ま行」を編集 「用語・略語 や行」を編集 「用語・略語 ら行」を編集 「用語・略語 わ行」を編集 「用語・略語 英語・記号など」を編集 コメント ↑だから要点だけ用語集に残して、詳細を逸話に廻したんだけど駄目? 感染拡大ってなんか使う機会ある? -- (名無しさん) 2009-01-30 13 34 02 分割乙 「産卵」も使われなさそうだね 逸話ページはメニューには載らない方向なのかな? -- (名無しさん) 2009-01-30 15 30 40 逸話ページへのリンクをメニューにも用語集内にも作らないでは、 自分の気に入らない言葉を隔離した、と見られても仕方が無いと思うがどうか -- (名無しさん) 2009-01-30 23 34 08 穿った味方するのは勝手だけど、 単に「今後使う機会がある言葉かどうか。」っていう判断基準なだけです。 WF関連のワードとか、それこそ思い出話以外に使う機会ないでしょ? 感染拡大だって、同じような企画でもない限り、同様だと思います。 リンクはページ自体が却下される可能性もあったし、とりあえずメニューには貼らなかったのですが… 用語集の各項目からはリンク張ってたし。 残すべきだと思うなら、なぜ残すべきかを説明していただけますでしょうか? -- (名無しさん) 2009-01-31 14 01 37 どうでもいいからスーパーノヴァとか誤記やめてください(;´д`) -- (名無しさん) 2009-01-31 14 22 32 特化の項の「因みにLP特化だけは性質上絶対に勝てない。」って、 負けないと稼ぎにくいから負け数が多くなるってこと? 監視した後なら別にLP特化も、回避特化も、防御特化も勝つのが難しいのは大差ないと思うけど。 -- (名無しさん) 2009-02-01 18 28 32 神姫名の追加と、リンクの追加。 あれ? なんかすごい時間が経ってる… -- (名無しさん) 2009-02-06 21 06 38 ものすごく楽しく読めました! なんだか「愛」だ詰まってる感じがしました。 -- (名無しさん) 2009-04-01 20 22 37 「しゃいにんわー」って俺の持ってるログだと2008/04/29が最古なんだけど、 本スレでネタにされた方が先っていつなん? -- (名無しさん) 2009-04-14 19 12 16 良子って死語にした方が良いのでは? イーダを良子って呼んでる人って見たことないんだけど。 -- (名無しさん) 2010-03-11 01 32 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/101.html
第2話「戦闘終了、元の鞘へ」 「ブラボー、なんだ今日の様は?」 今日の試合は何とか勝てたが、危なかった そしてその原因の殆どは、今日復帰したばかりのブラボーのミスだ 「メーカーで初期化されたってのは本当だったようだな。しかし、初期化されても武装神姫だろう? もっとマシな動きは出来なかったのか?」 わざとねちっこく嫌味を言ってやる。 「だ、だってボクは!」 「口答えすんじゃねぇ!」 ビシッ! 指二本でデコピンしてやる。身体の軽い神姫にはかなりの衝撃で、吹っ飛ばされて転がる。それでもブラボーは立ち上がり、 「な、なによ! ご主人様に言いつけてやる!」 などと叫びやがった。なんだその舐めた口のききかたは! 「何言ってやがる! テメーの主人は俺だろ! まだ殴られたいのか!」 「車にぶつかったのと比べればなんでもないもん!」 車にぶつかった? 何の話だ? 「てめー、本格的に狂っているのか?」 「違うもん! ここには間違って送られてきたんだ! ご主人様のところに帰らせてよ!」 なんだって? まじか? まさか、誤発送? つーか、じゃあブラボーは? 思考が混乱を極める、そんな時、電話が鳴った 「よかった、無事で…。もう大丈夫。もう怖い目にはあわせないから…」 なんて、迷子の子供を見つけた親みたいに話しかけている 俺みたいな武闘派ユーザーとは究極的にソリが会わない、溺愛系ユーザーのようだ メーカーからの電話で、誤発送がマジだったと解り、しかも家が割りと近いとのことで、直接会って交換することになったのだ こちらもブラボーがきちんと戻ってきて、やれやれといったところだ 再会の儀式がひと段落したらしく、なにやらひそひそ囁きあっている あ、何かこっちに来た 「あー、なんというか、1発殴らせてもらってもいいかな?」 「え?」 「入れ替わっていたことに気付かなかったとはいえ、うちの神姫を危ない目にあわせただけでなく、手まで上げたそうじゃないか。その落とし前をつけさせてもらおう」 指をボキボキ鳴らしながら迫ってくる。彼の肩の上ではブラボー、もとい黒子がこっちにむかってあっかんべーをしている。 ああ、なんてこった。これだから溺愛系ユーザーは嫌いだ。しかも落ち度は俺にある… バギッ! SSS氏のコラボ作品はこちら 続く
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2546.html
第2部 「ミッドナイトブルー」 第10話 「night-10」 巨大な航空母艦型MMSのツラギの姿がはっきりと眼前に写る。 ツラギは左舷に備え付けてある大小さまざまな火砲でシュヴァル目掛けて対空射撃を開始する。甲板にいる砲台型や悪魔型もライフルや大砲で攻撃を行う。 急降下するシュヴァルの周りで砲弾が炸裂し、機関砲弾が装甲を貫く、シュヴァルは満身創痍になりながらも最後の駄目押しで、リアパーツの2門の素粒子砲を放った。 シュヴァル「うおおおおお!!」 ビッシュウウウン!! 青白い光がまっすぐにツラギの後部のスクリュー、舵部分に命中する。 ズズウウン・・・ 一瞬、グラリとツラギの巨体がひるむが、さして目に見えるようなダメージは食らっていない。 金川「ツラギ!損傷報告」 ツラギのマスターである金川がマイクを掴んで確認を取る。 ツラギ「左舷後方に命中!第2舵が破損、被害は軽微」 ナターリャ「ふん、バカめ・・・その程度で空母型神姫が沈むものか!」 ドンドンドンドン!! ツラギの艦橋ブロックに搭載されている連装機関砲が放った機関砲弾がシュヴァルのエンジンを貫いた。 シュヴァル「ぐっあ・・・エ、エンジンが!」 ボウウン!! 真っ黒な煙を吐いて、シュヴァルの体がバランスを崩してツラギの甲板に突っ込む。ツラギの甲板に叩きつけられるように不時着するシュヴァル。 シュヴァル「ぐああああ!!」 不時着のショックでシュヴァルの装甲がバラバラに砕け散り、脚部があらぬ方向に曲がる。 ツラギ「敵機!甲板に落着!」 悪魔型のニパラが強化アームでシュヴァルの頭部を鷲掴みにし、頭部に砲口を突きつける砲台型のルーシ。 ニパラ「ひゃはははっは!!捕まえたぜェ!!」 ルーシ「よくも好き勝手散々暴れまくりやがって」 シュヴァル「う・・・・ぐ・・・」 ニパラ「頭部を握りつぶしてCSCを抉り出して砕いてやる」 ナターリャ「待て!!」 ナターリャが弱ったシュヴァルに近づくと、もったいぶった言い方であざ笑う。 ナターリャ「敵ながらたった一人で私の指揮する機動MMS艦隊にここまで立ち向かったのだ。ここは天晴れと賞賛すべきだろう」 シュヴァル「ぐ・・・・」 ニパラはぐいとシュヴァルの頭部を無理やりナターリャに向けさせる。 ニパラ「ナターリャ将軍、どうするつもりで?」 ルーシ「へっへへ、ネットで公開しましょうよー夜帝の装甲や武装をひん剥いて、二度とふざけたことが出来ないように辱しめてやるんだ」 戦闘爆撃機型のマレズが甲板に降りてシュヴァルに機関砲を向ける。 マレズ「ヒュー、こいつなんだかんだいってけっこう可愛い顔してんじゃねえか、へっへへ」 ナターリャ「よく頑張ったが、オマエのおおげさな伝説も今日までだ!!!何が夜帝だ!!ふざけるな・・・夜のステージなら最強?それも今日までだ!!いいか、ネットのみんなにこういうんだ『私は敗北主義者です。優秀なナターリャ将軍の指揮する機動MMS艦隊に敗れた惨めな敗北者です』とな!!」 ナターリャは興奮して唾を飛ばす。 ツラギは艦橋から惨めに羽交い絞めにされているシュヴァルを見てニヤニヤしている。 シュヴァルは顔をうなだれて、ひくひくと体を振るわせる。 マレズ「おいおい、どーしたァ?あまりに惨め過ぎて怯えてるのか?」 ニパラ「うひひひ、八つ裂きにしてバラバラに砕いてやるぜ」 ナターリャ「まずは許してくださいと喚いて、情けないサレンダー宣告をもらおうか!!私の負けですってな」 シュヴァルはぶつぶつと何かつぶやく シュヴァル「・・・か・・・め・・・」 ナターリャ「どうした、何か言いたいことがあるなら言ってみたまえ、最後だ。何を言ってもいいぞ」 ニパラがぐいっとシュヴァルの顎を掴んで顔を向けさせる。 シュヴァルの顔は硝煙で薄汚れていたが、目は爛々と黄金色に光り生気に満ち溢れていた。シュヴァルはニヤニヤと笑いながら口を開く。 シュヴァル「・・・チェスと将棋の違いって知っているか?」 マレズ「は?」 ニパラ「へ・・・なんだ?」 唐突にまったく意味の分からないことを言うシュヴァルに周りは下卑た笑いをやめる。 ルーシ「チェスと将棋の違いだとォ?」 ナターリャは真顔で答える。 ナターリャ「一般的にだが・・・大きな違いは、チェスは取った駒を使うことはできないが、将棋は取った駒を味方の駒として使うことが可能だが・・・それがどうした?」 シュヴァルはふっと顔を歪ませる。 シュヴァル「ナターリャ、あんたはチェスが得意なんだって?このゲームをチェスに見立てて、私を狩ったつもりになっているが、それは大きな間違いだ。負けたのはあんたの方だ」 ルーシ「てめえッ!!!何を分けわかんないこと言ってやがるんだ!!このヤロウ!!」 ルーシはライフルの銃底でシュヴァルの柔らかいお腹を殴りつける。 シュヴァル「がはっ」 ズン・・・ズズン・・・ 上空で低い爆発音が鳴り、甲板が徐々に赤く明るくなってくる。 ナターリャ「・・・・・」 ナターリャはあることに気がつき、ゆっくりと真上を見上げる。 シュヴァルとの戦闘で被弾し操舵不能に陥っていた重巡洋戦艦型MMSの「マキシマ」がゆっくりと炎に包まれ小規模な爆発を繰り返しながら一直線に自分たちがいる空母型のツラギに降下してくる。 野木「姿勢安定装置を作動しろ!」 マキシマ「スタビライザー全損!!こ、高度が維持できません!だ、ダメです!!堕ちます!!」 遠くから重巡洋戦艦型のヴィクトリアがチカチカと発光信号を送ってツラギに退避命令を出している。 ヴィクトリア「至急、進路変更サレタシ、両艦は衝突ス」 金川が発光信号を見てツラギに指示を出す。 金川「ツラギ、至急進路変更だ!!おもかじ!」 ツラギ「あう・・ああ・・・か、舵が聞きません!!さきほどの攻撃で舵がァ!!」 ツラギはパクパクと口を開けて恐怖に引きつった顔を晒す。 シュヴァル「あんたの駒、使わせてもらった。所詮あんたは駒を駒としか見てなかったんだ」 ナターリャ「!!」 ナターリャは目を見開き、落下してくるマキシマの燃え盛る巨体を凝視する。 ニパラ「あ・・・うあああ・・」 ルーシ「ひ、ひいい!!何をしているんだ!舵を切れ!!」 マレズ「ぶつかるぞ!」 燃え盛るマキシマは必死で発光信号を発する。 マキシマ「我、操舵不能、我、操舵不能」 シュヴァル「このゲームはおまえの負けだ。ナターリャ。武装神姫の戦いはチェスほど単純じゃない」 シュヴァルがフッと笑う。 ツラギ「そ、総員退艦ッーーー」 ヴイイイイーンヴィイイーーーーン・・・ サイレンを鳴らすツラギ。 マレズ「うわあああああ!!」 ルーシ「に、逃げろ!!!」 ニパラ「ぎゃあああああああああああ!!」 恐怖で叫び声を上げながら逃げようとする甲板にいる神姫たち。 ナターリャはシュヴァルに向かってパチパチと拍手をする。 ナターリャ「ハラショー!!!すばらしい!!これは私の負けだな、さすがは夜帝だ・・・私の得意分野であるチェスにも勝利した。完璧だ・・・君のような武装神姫と一緒に滅ぶことが出来るとはうれしいよ」 シュヴァルはちらりと燃え盛るマキシマを見てつぶやく。 シュヴァル「あんたは逃げないのかい」 ナターリャ「間に合うものか・・・」 ゴオゴゴゴオオオ・・・ 燃え盛る巨大なマキシマの船体は突き刺さるようにツラギの甲板に墜落し、ツラギの格納庫にまで突き刺さり、内部の燃料や弾薬庫に火が引火し、強烈な大爆発を起す。 グッワッツワアアアアアアアアアアアアアアアアアーーン!!! 真っ赤な炎で出来た巨大なキノコ雲がツラギから立ち上り、強烈な爆風を引き起こす。 □将校型MMS 「ナターリャ」 SSSランク「演算」 撃破 □航空母艦型MMS「ツラギ」 SSランク 二つ名「アタックキャリア」 撃破 □重巡洋戦艦型MMS 「マキシマ」 SSランク「ワルキューレ」 撃破 □悪魔型MMS 「ニパラ」 Sランク 撃破 □戦闘爆撃機型MMS 「マレズ」 Sランク 撃破 □砲台型MMS 「ルーシ」Aランク 撃破 □夜間重戦闘機型「シュヴァル」 SSSランク 二つ名 「夜帝」 撃破 撃破のテロップが筐体に流れる。 呆然と大爆発を眺める、戦闘機型のアオイとツクヨミ。 アオイ「おい、俺たちの帰るところがなくなったぞ」 ツクヨミ「俺に言うなよアオイ」 重巡洋戦艦型のヴィクトリアがマスターの野木に報告する。 ヴィクトリア「マキシマ、ツラギと衝突し爆沈す、ツラギにのっていた神姫の生存はなし、ナターリャ将軍は爆死しました」 野木「つまり、このゲームの勝敗は?」 ヴィクトリア「敵の夜帝、シュヴァルの撃破を確認、されどこちらの指揮官であるナターリャ将軍が戦死されたので、この勝負は引き分けです」 野木「引き分け?冗談じゃない。私たちの負けだ。こちらは17体もの神姫がいたが、生き残ったのはお前を含めて3体のみ・・・奴は1個機動MMS艦隊を潰滅しやがった」 夜神はスーツから煙草を取り出し、火をつけて深く煙草の煙を吸い込む。 筐体の周りは真っ暗で煙草の火だけが赤く燃えている。 夜神「・・・・」 夜神は煙草についた赤い炎の灯火を、じっと見つめる。 じわじわと赤い明かりを失っていく煙草の火・・・・ 煙草の火が消えるとあたりは濃いブルーの闇に包まれる。 To be continued・・・・・・・・ 次に進む>第11話 「night-11」 前に戻る>第9話 「night-9」 トップページに戻る u